著作集１０　研究断章――日中のデザイン史

図1　2011年オークションに出品された金梅生の月份牌原画「春夏秋冬時装仕女図」。

図2　オークションサイト博宝網に掲載された金梅生作品の落札額の統計。

図3　美女月份牌のイメージを用いた上海静安麺包房の月餅の商品包装。

図4　美女月份牌のイメージを用いた申浦「老上海風情」チョコレートの商品包装。

図5　美女月份牌のイメージを用いた絵ハガキ。本書著者（于暁妮）所蔵。

図6　ネット上に現われた月份牌技法を再現するPhotoshopの教程。

図7　光緒二十二年（1896年）の「中西月份牌滬景開彩圖」。作者不詳、王樹村所蔵。

図8　1876年1月3日（光緒元年十二月初七日）付　の『申報』に掲載された広告。

図9　1875年1月29日（甲戍十二月二十二日）付の『申報』に掲載された広告。

図10　光緒十五年（1889年）に申報館が贈呈した月份牌。作者不詳、上海図書館特別館蔵。

図11　1882年2月23日付の『申報』に掲載された伝統テーマの年賀絵。

図12　周慕橋によって描かれた、『点石斎画報』のなかの絵入りニュースの１枚。

図13　周慕橋によって描かれた1918年の月份牌。福岡アジア美術館所蔵。

図14　コロタイプ印刷による月份牌。作者不詳、1919年、趙青岩所蔵。

図15　 【図14】の一部。原画とほとんど見分けがつかないほど見事に印刷された細部。金粉を贅沢に用いて表現されている。

図16　多色石版印刷技術が用いられた、時装女性をモティーフとする1915年の月份牌。作者不詳、福岡アジア美術館所蔵。

図17　青年時代の黄楚九。

図18　初期（1890年代ころ）の黄楚九の中法大薬房。

図19　黄楚九が発案した保健薬「艾羅補脳汁」の商標。

図20　中法大薬房の「艾羅補脳汁」の新聞広告。

図21　森下「仁丹」の広告。

図22　龍虎「人丹」の広告。

図23　当時の上海の共同租界地を示す地図の一部。 赤い線が「斎斎哈爾路」という道路で、この界隈に当時の精版印刷株式会社の上海工場のあったと思われる。

図24　精版印刷株式会社の社史に見られる「ポスター類」。ここでは、南洋兄弟煙草有限公司の社名が入った右上の月份牌も「ポスター」として扱われている。

図25　精版印刷株式会社の「意匠室」。左端のイーゼルに掛けられているものが、月份牌の原画ではないかと思われる。

図26　中山太陽堂の「雙美人牌香蜜粉」の月份牌。精版印刷株式会社によって印刷されたことが、小さく右下に書かれている。作者不詳、趙青岩所蔵。

図27　日本精版印刷合資会社の第2回広告図案懸賞募集において第3等第1席を受賞した周柏生の月份牌。

図28　『日本印刷界』に掲載された月份牌。

図29　当時のオフセット印刷の仕組みを示したイラストレイション。

図30　鄭曼陀が描いた月份牌の贈呈を告知している『申報』（1916年）の広告欄。「小説新報」「上海国華書局」および「眉語」のなかに「鄭曼陀」の名前を見ることができる。

図31　李慕白と金雪塵によって描かれた《秋艶図》。 鄭曼陀が編み出した「擦筆水彩法」の描写の手順を示している。

図32　鄭曼陀によって描かれた《晩粧図》。1915年。

図33　鄭曼陀によって描かれた《晩粧図》。1915年。

図34　徐詠青によって描かれた月份牌。年代不詳、趙琛所蔵。

図35, 36　「自由談」の口絵は、とくに女性を描いたものが多い。

図37　西洋化した生活様式のなかの「今日の女子」を描いた月份牌。稚英、1925年、福岡アジア美術館所蔵。

図38　遠くを見つめる清純な女学生を描いた月份牌。曼陀、年代不詳、趙琛所蔵。

図39　優雅な少女と静かな雰囲気を表現している月份牌。柏翔、1925年、福岡アジア美術館所蔵。

図40　若い奥さんをモティーフとする月份牌。之光、年代不詳、趙青岩所蔵。