この著作集3『富本憲吉と一枝の近代の家族(上)』における「緒言」および第一部「出会いから結婚まで」を構成する四つの章の各論考の初出は、下記に示すとおりです。ただし上梓するにあたり、全体として、形式的には用語と表記の統一を施し、内容的には新たな知見を若干補い、正確を期するために加筆を行なっています。
緒 言 「富本憲吉と一枝の家族の政治学(Ⅰ)」『表現文化研究』第8巻第1号、神戸大学表現文化研究会、2008年、43-47頁。
第一部 出会いから結婚まで 第一章 富本憲吉と尾竹一枝の出会い 「富本憲吉と一枝の家族の政治学(Ⅰ)」『表現文化研究』第8巻第1号、神戸大学表現文化研究会、2008年、47-75頁。
第二章 一枝の進路選択と青鞜社時代 「富本憲吉と一枝の家族の政治学(Ⅱ)」『表現文化研究』第8巻第2号、神戸大学表現文化研究会、2009年、159-200頁。
第三章 憲吉の工芸思想と模索的実践 「富本憲吉と一枝の家族の政治学(Ⅲ)」『表現文化研究』第9巻第2号、神戸大学表現文化研究会、2010年、129-164頁。
第四章 憲吉と一枝の結婚へ向かう道 「富本憲吉と一枝の家族の政治学(Ⅳ)」『表現文化研究』第9巻第2号、神戸大学表現文化研究会、2010年、165-202頁。