長寿化が進み、人生100年時代を迎えた現在、単に長生きするだけでなく、健康で美しく生活し続けたいというニーズが高まっています。化粧品には、美しさを追求するだけでなく、健康寿命の延伸や生活の質(Quality of Life)の向上に貢献することが期待されています。
また、持続可能な社会の実現に向けて、化粧品にも安全性・有効性に加え、環境への配慮や倫理性が求められるようになっています。欧米をはじめ世界各国では、以下の6つの要素を重視した化粧品開発が進められており、その考え方は国際的な潮流となっています。
本講座では、これら6つの要素を満たす革新的な化粧品学(Innovative Cosmetology)の創出を通じて、美しさと健康、そして持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
先端グリーンケミカル技術を基にした次世代染毛技術の開発、しわやたるみを改善するスキンケア技術の開発を行っています。
また、電子顕微鏡や赤外分光分析、質量分析などの先端分析技術を活用し、毛髪や皮膚の状態、化粧品成分の特性を科学的エビデンスに基づいて評価しています。基礎研究から製品開発まで一貫した研究を通じて、美しさと健康寿命の向上に貢献する革新的な化粧品技術の創出を目指しています。
さらに、容器開発・販売戦略・ブランディングに至る幅広い分野で新技術を開発するとともに、研究成果の社会実装や事業化を見据えた価値創造に取り組んでいます。工学と経営学を融合した視点を取り入れ、社会課題の解決や新たな市場の創出を目指しています。
イノベーティブ・コスメトロジー共同研究講座 辻野研究室は、 2026年4月より神戸大学 六甲台キャンパスから深江キャンパスへ移転いたしました。
新たな研究環境のもと、化粧品学・毛髪科学・グリーンケミカル技術を基盤とした 研究教育活動をさらに推進してまいります。
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異動のご挨拶
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新居室開設のお知らせ
7月27日、当研究室が参画した神戸大学との共同研究成果が、
パナソニック HVAC & CC株式会社よりプレスリリースとして公開されました。
本研究では、弱酸性軟水を用いた洗顔が肌の保湿性およびバリア機能に及ぼす影響を評価し、
世界で初めてその有効性を確認したことが報告されています。
本成果の一部は、2026年6月に開催された第51回日本香粧品学会学術大会において、
当研究室より発表しています。
【関連リンク】
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パナソニック プレスリリース
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日本経済新聞掲載記事
6月25日〜26日に開催された第51回日本香粧品学会学術大会にて、以下の2件の発表を行いました。
【発表題目】
・2-(2-アミノエチルチオ) コハク酸: ATSの毛髪形状制御メカニズムの解明 ー突出した機能性発現の本質に迫るー
武智 恭世、宮本 紘幸、松本 健嗣、菅野 宙依、池内 亮太、片山 拓哉、吉岡 千恵子、池本 夕佳、小林 裕司、堀田 弘樹、辻野 義雄
本研究は、2-(2-アミノエチルチオ)コハク酸(ATS)が毛髪形状を制御する化学的メカニズムについて検討しました。
ATSの毛髪内部への浸透挙動やケラチンとの相互作用に着目し、縮毛矯正効果が発現する仕組みを分子レベルで評価しています。
(発表資料)
・弱酸性軟水を使用した洗顔における皮膚影響評価
永田 彩加、小池 理紗子、松本 唯、辻野 義雄、堀田 弘樹、松本 健嗣
本研究は、外部機関との共同研究として実施し、弱酸性軟水の使用が皮膚状態に与える影響について 基礎的な検討を行ったものです。
日常的な洗顔場面を想定し、水質の違いが肌の状態や使用感にどのように関わるかを評価しました。
※共同研究契約の取り決めに基づき、研究成果の詳細については公表範囲を限定しています。
6月19日、当研究室主催の研究シンポジウムを開催し、企業・学内あわせて50名以上の方にご参加いただきました。
会場は終始活気にあふれ、最新の研究成果に関する活発な議論が行われました。
【当日のプログラム・開催風景】
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プログラム詳細
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講演の様子①
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講演の様子②
5月30日〜31日に開催された第86回分析化学討論会にて、以下の発表を行いました。
【発表題目】
・化粧品原料中に夾雑する SH 化合物の選択的分離に関する研究
山路 怜奈、松本健嗣、堀田弘樹、辻野義雄
辻野特命教授が雑誌 anan No.2496 に掲載されました。
「Panasonic Beauty Award」の審査員を務めた記事が掲載されています。
anan No.2496
また、同アワードの審査の様子が hillmix 社のコンテストレポートでも紹介されています。
Panasonic Beauty Award コンテストレポート(hillmix)
研究室の取り組みがLIPSに掲載されました ( 掲載ページ )
12月8日に開催された第3回日本化粧品技術者会学術大会にて、以下の発表を行いました。
【発表題目】
・海水および紫外線による毛髪へのダメージ評価
片山拓哉、佐藤聡太郎、松本健嗣、宮本紘幸、堀田弘樹、辻野義雄
・健康と長寿に対する新しいアプローチ ミトコンドリア活性化と抗酸化能のバランス制御
大熊康範、安田佳代、簗瀬澄乃、石井直明、辻野義雄
・塗布動作解析のためのマルチモーダル触覚計測技術
和泉慎太郎、本田由羽、池島蓮、安藤広介、辻野義雄、川口博
和泉准教授との共同研究が 「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。
美容雑誌「美St 2026年1月号」にトステア(R)配合商品が紹介されました (美Stオンライン)。
M2前多香穂さんが IC&FIA2025 にて 「学生ポスター賞」を受賞しました。
共同研究先・大阪製薬がインターフェックスWEEK東京2025で機器を発表しました (展示写真)。
辻野特命教授が「第82回繊維応用技術研究会」で講演しました (写真)。
江連智暢客員教授が NHK「あしたが変わるトリセツショー」に出演しました (番組ページ)。
松本特命助教が「第50回日本香粧品学会学術大会」で口頭発表を行いました。
辻野特命教授が「美ジネス教育シンポジウム」で出前授業を行いました (写真)。
2025年度メンバーを更新しました (メンバー一覧)。
吉井舞耶さん(高校生)が日本化学会2025でポスター発表を行いました。
令和6年度学位記授与式が行われました (集合写真)。
辻野特命教授がラジオ関西「令和水戸黄門ラジオ漫遊記」に出演しました (番組ページ)。
辻野特命教授が日本農芸化学会2025札幌大会でポスター発表を行いました。
研究成果や論文掲載、学会発表など多数。
片山耕太郎さんの論文が Molecules に掲載されました (掲載ページ)。
辻野特命教授が「日本動物実験代替法学会第37回大会」でポスター発表を行いました。
美容雑誌「MAQUIA 1月号」にトステア(R)の開発秘話が掲載されました。
菅野さん(D2)・北川さん(M2)が「第70回ポーラログラフィー討論会」でポスター発表を行いました(菅野さんが学生ポスター賞を受賞)。
前多さん(M1)・谷嵐さん(D2)が「第60回フローインジェクション分析講演会」でポスター発表を行いました(前多さんが優秀講演賞を受賞)。
辻野特命教授が令和6年度神戸大学学長表彰(財務貢献者)を受賞しました。
辻野特命教授・望月さん(D3)・佐藤さん(D3)が「IFSCC Congress 2024 Brazil」に参加しました。
望月さん(D3)が口頭発表基礎研究部門トップ5に選出されました。
堀田教授・菅野さん(D2)・北川さん(M2)が国際学会「PRiM 2024」でポスター発表を行いました。
辻野特命教授・堀田教授の合同誕生日会を学生主催で開催しました。
辻野特命教授が「2024年日中化粧品国際交流イベント」で講演を行いました。
辻野特命教授が雑誌「SHINBIYO 2024年10月号」に記事を寄稿しました。
辻野特命教授が「SHINBIYO 2024年9月号」に毛髪ダメージと最新ケア成分の記事を寄稿しました。
辻野特命教授が中国・厚德食品股份有限公司を訪問し、香醋由来化粧品について講演しました。
福士リサーチフェロー・岡村教授・堀田教授らの論文が「日本海水学会 最優秀論文賞」を受賞しました。
辻野特命教授が MBS「よんチャンTV」に出演しました。
辻野特命教授が TBS「THE TIME,」に出演しました。
辻野特命教授・堀田教授・ロート製薬の共同研究成果がプレスリリースとして公開されました。
片山耕太郎さん(D2)が「若手フロンティア研究会2023」で最優秀ポスター賞を受賞しました (受賞一覧 / 写真)。
佐藤聡太郎さんの研究が「日本分析化学討論会 第70年会」冊子『展望とトピックス』に掲載されました (掲載冊子 / 関連製品)。
当講座主催の特別講演会を開催しました(江連智暢博士による“顔の老化のメカニズム”講演)。
堀田研究室メンバーで中間慰労会を開催しました (集合写真)。
菅野宙依さん(D2)が「第69回ポーラログラフィー討論会」で学生優秀発表賞を受賞しました (大会HP)。
辻野特命教授が令和5年度神戸大学学長表彰(財務貢献者)を受賞しました (表彰式)。
辻野特命教授が「IFSCC Congress 2023 Barcelona」に参加しました (写真)。
辻野特命教授がラジオ関西「令和水戸黄門ラジオ漫遊記」に出演し、処理水問題と化粧品産業への影響について解説しました (番組ページ)。
佐藤聡太郎さん(D2)が日本分析化学会近畿支部70周年記念式典で学生ポスター賞を受賞しました (賞状写真)。
用正明輝さん(M1)が「第58回フローインジェクション分析講演会」で優秀ポスター賞を受賞しました (海事科学研究科HP)。