植松 裕太(Uematsu Yuta)
修士課程2年key words: 植物生態学
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研究テーマ
里草地における希少植物の生育適地の解明
日本の絶滅危惧種の約半分は里地里山に生息しています。どうすれば里山生態系を保全することができるのか、実践的な研究が急務となっています。しかし里地里山は身近な存在だったためか、近年までその重要性は認識されず、基礎的な研究もまだ十分であるとはいえません。このような背景の中で、保全のための基礎的な知見を得る目的で、私は棚田のあぜに生える植物に注目して研究を行ってきました。同じ“棚田”でも立地によって植物の多様性が高いものとそうでないものが存在することが示されました。またひとつのあぜの中でも、土壌条件などによって多様性が異なる可能性があります。このように、棚田間・棚田内での植物多様性の特徴を調べたいと考えています。
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