調査結果紹介

ここで紹介するのは、次に示す調査の結果を一部抜粋したものです。これからも順次紹介していきます。調査にご協力いただき、ご回答下さった方々に、ここで心より感謝申し上げます。これらの結果をご利用される方は、このページの責任者までご一報下されば幸いです。

調査経費:文部省科学研究費補助金(基盤研究(B)(2)課題番号09410045。研究代表者・小田利勝)
対象者数:神戸市在住の65歳以上の男女5,000人
調査方法:郵送調査(1999年6月〜10月。その間に未返送分については督促状を送った)
回答者数:2,732票(回収率54.6%)
抽出方法:1999年1月31日現在の神戸市における65歳以上人口236,874人の区別分布に基づいて5,000票を全9区に比例配分した。次に、各区から
     8つの投票区を乱数を用いて無作為に抽出し、各投票区の選挙人名簿を用いて、あらかじめ乱数を用いて決めておいた最初の抽出番号
     にしたがって等間隔系統抽出を行った。回収票における区別の1999年1月31日現在の神戸市の65歳以上人口の区別割合は以下の通りで
     ある(括弧の前につけた数字は回収数である。括弧内の左側の数値は回収票における割合で、右側の数値が65歳以上の実人口における割
     合である)。東灘区337人(12.3%:11.5%)、灘区239人(8.7%:9.0%)、兵庫区218人(8.0%:9.9%)、長田区296人(10.8%:9.5%)、
     須磨区330人(12.1%:11.5%)、垂水区416人(15.2%:16.0%)、北区387人(14.2%:13.4%)、中央区219人(8.0%:8.2%)、西区290人
     (10.6%:11.0%)。
回答者の基本的属性:(性別と年齢に関しては、括弧内の左側の数値が回収票における割合で、右側が神戸市全市における割合)。
 性別−男1,200人(43.9%:41.4%)、女1,509人(55.2%:58.6%)、不明23人(0.9%)。年齢−平均73.6歳(標準偏差6.3歳)、最高99歳。
 5歳階級別年齢:65-69歳1,069人(39.9%:35.3%)、70-74歳617人(18.9%:27.2%)、75-79歳506人(18.9%:17.7%)、80歳以上490人
         (18.3%:19.8%)。
 世帯形態−単身414人(15.7%)、夫婦のみ1,113人(40.7%)、核家族383人(14.0%)、既婚子と同居526人(19.3%)、親と同居51人(1.9%)、
      その他149人(5.5%)、不明96人(3.5%)。
 就労状況−常勤の社員・職員として勤務137人(5.0%)、自営業主または家族従業者251人(9.2%)、アルバイト・パート171人(6.3%)、
      無職1,997人(93.6%)、不明176人(6.4%)。

1.都市高齢者の生活行動      2.高齢者のテレビ視聴時間と番組選好     3.高齢者の老年規範意識
4.高齢期におけるコンピテンス    5.科研費報告書(表紙だけです)         6.高齢者の新聞閲読行動(PDFファイル)

科学研究費補助金による研究成果は、成果公開助成金を得て、 『サクセスフル・エイジングの研究』の書名で出版しました(学文社。2004年2月15日刊)。ご購読いただければ幸いです。

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