量子物理工学I (2012年度)
2年生
量子物理工学T (毎週月曜日2限,LR401,2012年4月16日開講)- ・量子力学の歴史
- ・他講義との関連性 (積み重ねが大事です)
- ・授業を難しいと感じる方へ (勉強法?)
- 1. まず,この辺を読んでみましょうか?
- 2.ここの方が好みに合いますか?
- 3. 高校で習った古典的な物理学があやふやだという人は,たとえばここあるいはこの本でしょうか?
- この辺は私の守備範囲ではありませんので,高校物理や物理学C2を理解したうえで受講して下さい.
- 4. 「高校数学で分かるシュレディンガー方程式」 竹内淳, 講談社
- 5.「ゼロから学ぶ量子力学」,「なっとくする量子力学」 講談社
- 6. ご自分の好みに合う量子力学の説明や入門書をGoogleなどで検索して学習しましょう.
- ・本格的に量子力学を勉強したいという方へ(私の勝手な好みですので万人に当てはまるとは限りません)
- - 「グライナー量子力学」W. グライナー, シュプリンガー・フェアラーク東京 ≫
- - 「量子力学(上)(下)」シッフ, 吉岡書店 ≫
- ‐ 「現代の量子力学(上)(下)」J.J. Sakurai, 吉岡書店 ≫
- ‐ などなど (これもご自分の好みに合わせて探してみてください)
- ・他講義との関連性 (積み重ねが大事です)
- ・ 成績評価基準(シラバスをご覧ください).ただし,適用すると多くの方々が単位修得条件を満たさない場合が生じ得ることを予めご了解ください.
「線型代数」 (長谷川浩司,日本評論社,線形代数教科書)の 0.5,0.6節, 19章を理解していると本講義が分かりやすいです.
- 【あくまで予定です】 pdfファイルを開くpasswordは授業でお伝えしました.グリーンの日付は当日の講義資料が貼りついています
- 4月16日 古典力学の限界と量子力学の萌芽
4月23日 波動の基本的性質 (passは授業で)
5月 7日 演習 (略解は左の日付からからどうぞ)
5月14日 平面波,シュレディンガー方程式
5月21日 時間に依存しないシュレディンガー方程式
5月28日 波動関数の解釈,期待値 配布プリント
6月 4日 固有値と固有関数,期待値
6月11日 ここらで中間テスト (6月4日の週に詳細を掲示予定です.忘れていたらご指摘ください.)
6月18日 中間テストの説明 (通常通りの教室にて行います)
6月25日 復習, 線形代数と量子力学との関係
7月 2日 演算子,交換関係,波束
7月 9日 エーレンフェストの定理,確率流,不確定性原理,自由粒子 (まとめのプリント)
7月16日 海の日でお休みでしたね (まとめのプリント)
7月23日 TAによる演習を行うことにしました (平素から うりぼーネット 及び 学科掲示板 をご覧いただき授業の有無をチェックしてください) - 「間違えて教えた所がある」とのことなので7月30日に修正します.
7月30日 量子井戸,量子細線,量子ドット - ○ 超越方程式のグラフ解法, その図 ←wgnuplot をインストールする必要があります.
- wgnuplot fig2.pltで描画.カーソルで交点(α,β)を読み込む (教科書p.66,図4.2参照)
- ○ 有限量子井戸プログラム(on Win) 受講生限定
- data.in の中の井戸の深さや幅を変えるといろいろ結果が変わります.遊んで結果を見て下さい. (wgnuplotは不要です.stand aloneで動作するはず)
- 結果の例
- ・ 授業にて C source code の一例を配布する予定です.興味のある方はご自分で cygwin あるいは Mac 上で実行してみてください.(programmingの技術は身に付けておいて得することはあっても損はありません.)
- ・計算結果のグラフ化
- 簡単には Microsoft Excel などを用いる
- 次に簡単なのは gnuplot (wgnuplot) (上記参照)
- 汎用性はあるがプログラムが面倒そうなのは
- DirectX (Direct3D) (将来ゲーム開発まで考えているなら.「呪文」を覚えるのが大変かも)
- open GL ( glut ) (将来ゲーム開発まで考えているなら.こちらも「呪文」を覚えるのが大変かも)
- 8月 6日 期末テストはこの日にずれ込みそうです 難しい(テストのみならず)と感じる方は,何がどう難しかったのか,アンケートにご記入ください.
