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淡路島は瀬戸内海の東端に位置し、内湾性から外洋性の変化に富んだ環境の中で多様な生き物が生息しています。海の光合成生物の研究にはとても適した場所です。
研究の興味
 海洋、湖沼、河川などの水圏環境に生育する藻類は、陸上植物と同じ酸素発生型光合成システムをもち、地球上の全一次生産の半分を担っている.藻類の仲間は一見単純な形態を有しているが、その多彩な光合成色素、水中の光環境への生理応答、精緻な鞭毛構造と機能、巧妙に制御される生活史と有性生殖、無脊椎動物との光合成共生システムの構築など、他の生き物には見られない特徴をいくつも獲得している.本研究室は淡路島の臨海実験所を拠点として、藻類をはじめとするフィールドの生き物をラボでの解析に直結させることで、はじめて成し遂げられる研究に取り組んでいます。


主な研究テーマ
  • 酸素発生型光合成に関する研究
    (シアノバクテリアから真核藻類に至る色素系と反応中心の進化・多様化・反応機構・環境応答)
  • 藻類の走光性・走化性に関する研究(鞭毛の運動機構とシグナル応答)
  • 光合成共生システムに関する研究(サンゴ礁に生育する無脊椎動物に共生する微細藻類の生理生態)
  • GFP様タンパク質に関する研究(組織分布・分光特性・生理機能)


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