研究概要

 小胞体は、全タンパク質のおよそ1/3のタンパク質が生合成される場であり、細胞にとって必要不可欠な役割を担っています。 小胞体において、新規合成される膜タンパク質や分泌タンパク質は、構造形成すると分泌経路へと進みますが、構造形成がうまくいかないと分解処理されることが分かっています。 また小胞体を通過するタンパク質の約80%に糖鎖が付加されると言われています。当研究室では、糖鎖を含めた小胞体の恒常性維持に必須な現象の分子メカニズムなどを、ヒト培養細胞、マウス個体を用いて明らかにしようとしています。

お知らせ

  • 2025年3月8-9日
    ラボメンバーが、京都大学 森和俊研究室のラボ旅行に参加させてもらいました。BBQをして肉をたらふく食べました。
  • 2025年2月20日
    蜷川が、自治医科大学@栃木 にて発表を行いました。
  • 2025年2月13日
    松尾くん、笛木さん、大下くんの修士論文発表会がありました。お疲れ様でした。
  • 2025年2月4日
    谷川くん、種井くんの卒論発表が無事終わりました。お疲れ様です。2人とも修士に進学します。
  • 2025年1月17日
    昨年末のプレスリリースが、科学新聞に掲載されました。第4面。2025年2月28日、追記。Science Japan,客観日本  でも取り上げられました。
  • 2025年1月14日-
    種井くんと蜷川が共同研究で藤田医科大学を訪れました。共同研究者の先生方ありがとうございます。
  • 2024年12月25日
    笛木さんが、若手フロンティアにてポスター発表を行いました。
  • 2024年12月11日
    神戸大学での国際Conferenceに参加しました。当ラボからは3名ポスターを出しました。
  • 2024年12月11日
    蜷川、松尾くん、デンさんらの研究成果がプレスリリースされました。eLifeのリバイズには、応えなくても雑誌に掲載されるのですが、1年くらいリバイスを行い、劇的に良くなりました。小胞体のタンパク質が、構造形成するか分解されるか、運命決定機構がわかってきました。森和俊先生はじめ仕事を一緒にしてくださった皆様に感謝。
  • 2024年12月10日
    蜷川、松尾くん、笛木さん、大下くんが海外の研究者へ研究内容をプレゼンテーションしました。
  • 2024年11月27-29日
    第47回日本分子生物学会年会へ蜷川と笛木さん、大下くん、谷川くんが参加しました。蜷川は、「巧妙なオルガネラ恒常性維持システムの最前線」をオーガナイズ、口頭発表しました。笛木さんは、口頭発表とポスター発表、大下くんはポスター発表をしました。 笛木さんがポスター賞に選ばれました。おめでとうございます!  
  • 2024年11月9-15日
    蜷川、大下くん、阿曽くんがSFG アメリカの糖質学会に参加し、それぞれポスター発表しました。
  • 2024年11月8日
    蜷川が持田記念医学薬学振興財団の贈呈式に出席しました。
  • 2024年11月6-8日
    第97回日本生化学会大会へ蜷川と山代さんが参加しました。蜷川は、「分泌経路の適切な機能と疾患の関連性」をオーガナイズ、口頭発表しました。山代さんはポスター発表をしました。11/6に3限の授業後、出発したのでバタつきました。授業の感想で「最初よりわかるようになった」ともらえて嬉しく思いました。
  • 2024年10月28, 29日
    第11回細胞小胞学会@東京へ蜷川と種井くんが参加しました。蜷川は口頭発表しました。想定以上の人との繋がりができたり成果の共有もありました。
  • 2024年10月8-10日
    学生実習を行いました。学生はパワーあります。実験が楽しかった、大学入って初めて楽しく勉強できた、という一部の声ももらえて家宝にするかな。など考えたいところ。
  • 2024年9月後半
    研究室がバイオシグナル総合研究センター棟から農学部F棟に移りました。引越しは多くの方々のお力を借りました。ありがとうございます。
  • 2024年9月
    自治医科大学との共同研究申請が採択されました。共同研究者の先生方に深く感謝申し上げます。
  • 2024年9月
    九州大学との共同研究申請が採択されました。共同研究者の先生方に深く感謝申し上げます。
  • 2024年9月
    公益財団法人持田記念医学薬学振興財団の研究助成の申請が採択されました。大変ありがたいことです。やまない雨はない...
  • 2024年9月12-14日
    蜷川、松尾くんが第43回日本糖質学会@横浜に参加しました。蜷川は3日目の講演、松尾くんは、初日の優秀発表賞講演をしました。松尾くんが優秀講演賞Finalist賞をもらいました。優秀講演賞受賞者決定の発表は冬?
  • 2024年8月9日
    リージョナルフィッシュの古場博士がラボにきました。応用動物学の一部の先生方とも研究の方向性が一部一致していると感じました。余ったデカい牡蠣もいただきました。
  • 2024年7月31日
    2024年度、公益財団法人 武田科学振興財団の研究助成金申請が不採択でした。2023年度は出した研究助成金の公募、すべて不採択でした。昨年度、申請したリストを研究業績の欄に載せました。研究資金がない。
  • 2024年7月16日
    蜷川がGlyco-core Symposium 2024の国際学会において、ポスター発表を行いました。
  • 2024年6月末
    松尾くんが第43回 日本糖質学会において、日本糖質学会優秀講演賞の候補者となりました。発表は開催期間内 9月12-14日 です。発表できることは確定できましたので、ご興味のある方、よろしくお願いします。
  • 2024年6月19日 名古屋市立大学
    名古屋市立大学を訪問しました。
  • 2024年6月5日
    北海道大学の武安准教授がラボを訪問にきました。身長差。
  • 2024年6月3日-7日 トライやるWeek
    中学生が1週間、研究体験をしました。
  • 2024年5月25日 第70回 日本生化学会近畿支部例会
    生化学会近畿支部例会が大阪、国立循環器センターにて開催されました。蜷川は、口頭発表、ポスター発表、松尾くん、笛木さん、大下くん、山代さん、阿曽くんがポスター発表しました。 大下くんがポスター賞に選ばれました。おめでとうございます!  
  • 2024年4月26日 長瀬科学技術振興財団研究報告
    大阪へ出張してきました。
  • 2024年4月1日 新M1、新4回生、がラボに配属
    M1 阿曽くん、(山代さんは進学)、新4回生 谷川くん、種井くん、藤本くんがラボに配属されました。これからよろしくお願いします。
  • 2024年3月26日  卒業式
    山代さんが神戸大学農学部を卒業しました。おめでとうございます。
  • 2024年3月23-25日  退官、研究続行祝賀会および同窓会
    恩師 森和俊先生の京都大学大学院理学研究科の退官、研究続行祝賀会および同窓会が行われました。懐かしいメンバーとも会えました。
  • 2024年3月 
    松尾くんが、博士課程進学者支援奨学金制度に採択されました。おめでとうございます!
  • 2023年12月6-8日 第46回 分子生物学会年会@神戸
    分生において、蜷川が、小胞体が紡ぐミクロからマクロの世界 のセッションのオーガナイズと発表をしました。松尾くん、笛木さん、大下くんが、ポスター発表を行いました。
  • 2023年12月5日
    講演会、無事開催できました。講演者の皆様、参加していただいた方々、ありがとうございました。
  • 2023. 12.5日14:40- 神戸大学農学研究科C101にて講演会
    講演会、前座、蜷川14:40-、小胞体、15:10- 石川 善弘 博士、コラーゲン、15:40-林 眞理 博士、微小核とSting検証、16:10- 津曲 和哉 博士、シェディング大規模解明、16:50- 佐久間 哲史 博士、ゲノム編集の最新、17:20- 野間 健太郎 博士、線虫と行動老化
  • 2023.10.31-
    2023生化学会に蜷川と山代さんが参加しました。蜷川は、型破りな代謝の制御機構が織りなす糖鎖生物学の新展開 にて、口頭発表してきました。
  • 2023.10.19
    eLifeに投稿している論文がbioRxivに載りました。神戸大学に来てから初の責任著者論文になります。
  • 2023.10.16-
    大下くんが、国際共同研究を行いにNi研@台湾を訪ねました。
  • 2023.9.25
    院試合格お祝い会 & 2回生の他大学からのラボ訪問者歓迎会をしました。 
  • 2023.9.12
    細胞情報学 (蜷川側) では、2名の院試受験があり、山代さんともう一名、ともに合格しました。おめでとうございます!!!
  • 2023.9.7-9
    鳥取で行われた第42回日本糖質学会年会に蜷川が参加し、ポスター発表を行いました。
  • 2023.8.27-9.1
    台湾で行われたGlyco26という糖質の国際学会に蜷川と松尾くんが参加しました。蜷川は口頭発表、松尾くんはポスター発表を行いました。
  • 2023.7.31
    4回生の山代さんが、院試休みに入りました。
  • 2023.6.15
    蜷川も執筆させていただいたGlyco ForumのGlycowordが更新されました。蜷川の執筆箇所は、Quality Control, Trafficking and Sorting of Glycoproteinsの一部です。
  • 2023.5.27
    第69回日本生化学会近畿支部例会にて、特別シンポジウム「N型糖鎖研究の新展開」の中で、「逆遺伝学と生化学による小胞体内N型糖鎖関連酵素群の解析」というタイトルで蜷川が発表してきました。 松尾くんと笛木さんも参加し、松尾くんはポスター発表をしました。
  • 2023.4.28
    長瀬研究振興賞を頂けました@大阪。ありがとうございます。
  • 2023.4.4
    新歓として中嶋Gと花見をしました。@神戸護国神社
  • 2023.4.1
    4回生として山代さん、M1として信州大学から大下くんがラボメンバーに加わりました。よろしくお願いします。
  • 2023.3.24
    卒業式。4回生が卒業しました。4月からはM1です。ご卒業おめでとうございます。
  • 2023.3.16
    内藤記念科学振興財団贈呈式@東京 で東大にも行ってきました。赤門。
  • 2023.3.4
    蜷川が、神戸高校にて、講演を行ってきました。
  • 2023.2.17
    応用動物学講座の修士論文発表会がありました。
  • 2023.2.7
    笛木さん、松尾くんを含む原山教授のラボメンバーの4回生の卒業発表会がありました。みなさん、面白い研究を展開できているようです。発表お疲れ様です。
  • 2023.1.25
    蜷川を共著者として含む論文が発表されました。金くん、Congratulations。
  • 2022.12.13
    蜷川を共著者として含む論文(プレスリリース)が発表されました。斎藤くん、Congratulations。
  • 2022.11.30-12.2
    蜷川が2022年 第45回 日本分子生物学会年会@千葉県幕張 に参加してきました。蜷川は、小胞体ロバストネスを創出する多様なシステム のセッションでオーガナイザーと講演をしてきました。
  • 2022.11.9-11.11
    蜷川が2022年 第95回 日本生化学会大会@愛知 に参加してきました。蜷川は、小胞体、ゴルジ体で調節、増幅されるタンパク質の個性 のセッションでオーガナイザーと講演をしてきました。また森和俊先生のPlenary Lectureでは、私が森和俊研究室で行った仕事も紹介していただけました。
  • 2022.10.28-11.1
    蜷川と松尾くんと笛木さんがRedox week 2022 in Sendai@宮城 に参加してきました。蜷川は、Protein Quality Control through Redox Regulationのセッションで海外の大物の方々と共に発表させていただきました。国際学会でしたので海外の方々も多く参加されていました。東北大学の研究室もご厚意により訪れさせていただけました。
  • 2022.9.29-
    蜷川、松尾くんが第41回日本糖質学会年会(大阪)に参加しました。 蜷川は、「令和のグライコサイエンス」のワークショップで発表しました。
  • 2022.9.13
    メンバーを更新しました。英語のホームページも作成しました。国際的に認められる面白い仕事をして、神戸から世界へ発信したいです。
  • 2022.7.31
    4回生が院試休みに入りました。
  • 2022.7.22
    上山研究室へのベルギーからの留学生と研究交流しました。
  • 2022.4.1
    4回生の松尾將生くんと笛木茜さんが配属しました。これからよろしくお願いします。
  • 2022.2.15
    修士論文発表会がありました。研究も進んでおり、大変興味深く、面白く聞かせてもらいました!発表者の皆さんお疲れ様です。
  • 2022.2.1
    4年生の卒論発表会がありました。お疲れ様です!
  • 2021.12.28
    今年もお世話になりました。ありがとうございました。今日で仕事納めです。 ホームページ更新の練習も兼ねています。
  • 2021.12.9
    細胞情報研究分野(蜷川)のウェブサイトをオープンいたしました。
  • 2021.12.1-3
    蜷川が第44回日本分子生物学会年会(横浜)にて口頭発表を行いました。
  • 2021.11.1
    研究成果をプレスリリースしました。
  • 2021.10.27-29
    蜷川が第40回日本糖質学会年会(鹿児島)にて日本糖質学会奨励賞受賞講演を行いました。
  • 2021.10.1
    蜷川が、神戸大学バイオシグナル総合研究センター 細胞情報研究分野、農学研究科資源生命科学専攻 応用動物学講座細胞情報学に着任しました。
Copyright © 細胞情報研究分野