のびやかスペースあーちの概要


「あーち」は、「子育て支援を契機にした共生のまちづくり」を目的にした施設です。

・子育てに関連したさまざまな事業を展開します。

・さまざまな人たちの自己表現を支援し、相互によい関係を築くよう支援します。

・大学のもっている資源を有効に活用します。

・学生が実践的に学ぶことのできる空間にします。

・大学の教員が関わった実践的な研究のフィールドにします。


概要】

 「あーち」は、子育て支援をきっかけにした共生のまちづくりをめざす施設です。神戸大学大学院総合人間科学研究科ヒューマン・コミュニティ創成研究センターが設立の主体となり、旧灘区役所庁舎跡地(神戸市灘区神ノ木通)2階約350uに、2005年9月オープンしました。

 この事業は、施設の老朽化に伴う灘区役所庁舎移転(2004年春)を契機に、神戸市と神戸大学とが協定を結び、協働で実践的研究・地域貢献の場を設立することに合意し、進めてきたものです。

 2005年1月から懇談会を開催し、4月には設立準備委員会を発足させました。設立準備委員会には、神戸大学発達科学部の教員の他、灘区職員、地域でさまざまな活動を展開している市民が参加しています。

 さらに、2005年9月のオープンからは、連絡協議会と名称を変えて、多くの方々の参加を得ながら運営をしています。

 2015年9月に、あーち設立10周年を迎え、ささやかな10周年記念行事も行いました。また、2010年(設立5周年)と2015年(設立10周年)に、あーちを利用者したことのある方全員を対象とした調査を行い、それぞれ報告論文などで調査結果を発表しました。

 2016年に、灘区役所跡地は施設の老朽化のための立ち退きが迫ったため、灘区民ホール3Fに移転することになりました。秋から一部、灘区民ホールの利用を開始し、2017年度から完全移転しました。

 行政も大学もたいへんな財政難のもとでの新しい事業展開なので、経常的な経費は常に困難な状況に置かれています。特に、常駐のスタッフを雇用する人件費、さまざまなプログラムを実施するための消耗品費など、運営に必要な財源確保に、常に努めております。その分、広い層からのさまざまな形での関わりをお願いしております。利用者の方々にも、単なる一方的な利用ではなく、場の運営や維持にご協力いただきながらのご利用をお願いしております。また、そうした、持てる力を自発的に持ち寄りながら関係をつくっていくことがまちづくりの初歩段階だとも考えています。


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