研究紹介(理学4回生*在学当時): 富田 利彦

 

プロフィール 

富田 利彦(とみた としひこ)

1996年立命館大学産業社会学部産業社会学科卒業

2010年神戸大学医学部保健学科理学療法学専攻入学


研究テーマ:

活動性の高い高齢者の運動習慣について

 世界に例を見ない速さで高齢化が進む日本は、2025年に国民の4人に1人が75歳以上となる超高齢社会を迎えます。それに伴い、医療、介護、福祉といった、さまざまな分野へ及ぼす影響が懸念されています。

   個人においては、各々の身体状況やライフスタイルに合った運動習慣を身につけ、心身ともに健やかで、より高い活動性を獲得・維持することが望まれます。

   一方で、近年の日本のフィットネス人口は、全人口の3~4%を推移しており、先進諸国と比較すると決して高い水準ではありません。しかし、視点を変えると介入すべき領域の広さを意味しており、介入による改善の可能性が十分にあると捉えることができます。

   このような背景から、すでにフィットネスが生活の一部として定着している活動性の高い高齢者に注目して、その運動習慣と意識について調査・分析したいと思います。そして、「健康寿命の延伸」をキーワードに、well-being(身体的・精神的・社会的に良好な状態)獲得への提案につなげたいと考えています。




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