研究紹介(修士2回生、所属当時): 鈴木 昌幸
研究紹介(修士2回生、所属当時): 鈴木 昌幸
プロフィール
鈴木 昌幸(すずき まさゆき)
1985年生まれ
2010年神戸大学医学部保健学科理学療法学専攻卒業、理学療法士免許取得
2015年神戸大学大学院保健学研究科リハビリテーション科学領域博士前期課程入学
地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンターリハビリテーション科に勤務
研究テーマ:
化学療法および放射線治療中のがん患者における運動
がんそのものによる痛み、食欲低下、息苦しさ、倦怠感に加えて、手術、化学療法、放射線治療などを受けることによってがん患者の身体機能は低下する。身体機能の低下は日常生活活動を制限し、がん患者の生活の質を著しく低下させる。運動はがん治療に直結するものではではないが、身体機能の低下を予防し、治療生活を過ごすうえで必要な体力や筋力の維持に欠かすことできないものである。化学療法および放射線治療中のがん患者における運動の効果のエビデンスは、乳がん、前立腺がん、血液がんなど一部のがんに留まっており他のがんにおける検討が必要である。化学放射線治療が適応されることが多い食道がん及び頭頸部がんを中心に運動の効果について多角的に検証したい。
学会発表:
「 関節リウマチ患者の運動習慣」 鈴木昌幸、三浦靖史
第1回兵庫リウマチチーム医療研究会 2010年5月8日 oral
「同時化学放射線治療療中頭頸部癌患者に対する運動療法」 鈴木昌幸
第12回関西がんのリハビリテーション研究会 2015年2月28日 oral
「化学放射線治療中の頭頸部癌および食道癌患者における筋力と体組成の変化」 鈴木昌幸、松岡優、岩城忍、塚本芳久、三浦靖史
第5回日本がんリハビリテーション研究会2016年1月9日 oral
「化学放射線治療中の頭頸部がん患者に対する運動療法介入-継続割合と体組成-」 鈴木昌幸、松岡優、岩城忍、立松典篤、三浦靖史
第31回日本静脈経腸栄養学会 2016年2月25日 oral
「治療開始時の身体機能とがん関連倦怠感に対する運動療法の効果との関連-化学放射線療法中のがん患者における検討 -」 鈴木昌幸、村田悠真、小石原優、立松典篤、三浦靖史
第2回日本がんサポーティブケア学会学術集会 2016年10月27-28日 poster
研究のページに戻る
メンバーのページに戻る