研究紹介(修士2回生*在学当時):政井 俊磨

 

プロフィール

政井 俊磨(まさい としきよ)

1981年生まれ

2007年平成医療専門学院作業療法学科卒業、作業療法士免許取得

2017年神戸大学大学院保健学研究科リハビリテーション科学領域博士前期課程入学

羽島市民病院リハビリテーション科に勤務


研究テーマ:

関節リウマチ患者と作業療法士の関節保護に対する認識に関する研究

 関節リウマチのリハビリテーションの一つに患者教育があり、作業療法士は患者教育として関節保護指導を行う。関節保護とは関節にかかる負担を軽減させ、疼痛の軽減や手指の変形の悪化予防を目的にADLにおける動作の工夫や自助具を使用することであり、重要なリハビリテーションの一つである。しかし、関節保護指導を行っても関節症状を悪化させてしまうケースをしばしば経験する。

 効果的に関節保護教育を行うには患者と作業療法士が関節保護の必要性に対する認識を一致させる必要があるが、双方の関節保護に関する認識の相違について検討された報告は少ない。

 そこで本研究では関節リウマチ患者と作業療法士の関節保護に対する認識の一致と乖離について検討し、効果的な関節保護教育の実施と関節リウマチ患者のQOLの向上に繋げたい。


論文:

政井俊磨、渡邊勇気、三浦靖史: 関節リウマチ患者の上肢機能と口腔内環境の関連

日本リウマチリハビリテーション研究会誌 33(1):20-23, 2019


講演:

「リウマチのチーム医療 ~作業療法士の立場から~」 政井俊磨

第57回日本リウマチ友の会全国大会シンポジウム 2017年6月11日


学会発表:

「チーム医療における多職種の連携 自己注射時の自助具検討」 政井俊磨

第31回岐阜県病院協会医学会 2015年10月4日 oral

「当院における関節リウマチチームの取り組みと作業療法士の役割の再考」 政井俊磨

第15回東海北陸作業療法学会 2015年11月28日 oral

「QOLを高める取り組み –作業療法士にできること−」 政井俊磨

岐阜県第2回関節リウマチチーム医療研究会 2016年11月26日 oral

「関節リウマチ患者の上肢機能と口腔内環境の関連」 政井俊磨、渡辺勇気、三浦靖史 

第33回日本RAのリハビリ研究会学術集会 2018年10月20日 ora

「作業療法士と外来関節リウマチ患者の関節保護に対する認識の異同」 政井俊磨、三浦靖史 

第34回日本臨床リウマチ学会 2019年11月30日 oral l


 

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