研究紹介(博士3回生*在学当時):神沢 信行
研究紹介(博士3回生*在学当時):神沢 信行
プロフィール
神沢 信行(かんざわ のぶゆき)
1952年生まれ
1973年国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院理学療法学科卒業
2008年神戸大学大学院保健学研究科リハビリテーション科学領域博士後期課程入学
甲南女子大学に勤務
研究テーマ:
日本における身体障害者補助犬の普及に関する現状と課題の分析~特に介助犬の普及に関する課題の分析~
身体障害者補助犬法は2002年に制定され、盲導犬・介助犬・聴導犬の3種の犬を身体障害者補助犬(以下、補助犬)と定義している。この法律は、良質な補助犬の育成と使用者である身体障害者の施設等の使用の円滑化を図り、それが身体障害者の自立と社会参加の促進に寄与することを目的としている。2012年9月1日現在、介助犬の実働数は62頭であり、介助犬訓練事業者は28団体である。介助犬の分布をみると、北海道・東北7頭、関東22頭、北陸・甲信越5頭、東海9頭、近畿15頭、中・四国2頭、九州2頭であり、25都道府県に分布している。しかし、実働数では東京都と神奈川県で各7頭、大阪府5頭、埼玉県・愛知県・兵庫県で各4頭であり、これら6都府県で実働数全体の半数を占めているが22県では実働している介助犬は皆無であり、地域による偏在がみられる。
介助犬は、毎年10頭程度が新たに誕生しているが、一方では引退する犬もあるため、年間の増加数は数頭程度であるのが実情である。ここには様々な課題が山積しているが、それらの課題分析を行い介助犬の普及を進めるための解決策の提案を行いたいと考えている。
著書:
動きを制限し運動を補助-装具を生かした理学療法-,文光堂,奈良勲編:理学療法のとらえかた-Clinical Reasoning-, 281-293,2001(分担執筆)
歩行関連用具,三輪書店,作業療法ジャーナル編集委員会・他編:最新版テクニカルエイド,133-139,2003(分担執筆)
脊髄損傷,メジカルフレンド社,澤村誠志編:リハビリテーション論,187-194,2005
介助犬,文光堂,岩﨑洋編:脊髄損傷理学療法マニュアル,337-340,2006(分担執筆)
訪問・在宅理学療法とQOL,三輪書店,清水和彦・他編:QOLと理学療法,132-139,2006(分担執筆)
地域における連携-入院・入所から在宅への準備,医学書院,牧田光代・他編:地域理学療法学第4版,70-81,2012(分担執筆)
生活を支える福祉・リハビリテーション関連用具, 医学書院, 鶴見隆正・他編:日常生活活動学・生活環境学第4版, 291-300, 2012(分担執筆)
発表:
「介助犬使用が肢体不自由者に及ぼす影響の検討」 石川智昭, 神沢信行, 高柳友子, 三浦靖史. 第5回日本身体障害者補助犬学会, 2012年10月28日 oral
「ギランバレー症候群にてアロディニア症状を呈する症例への介助犬合同訓練の経験」 神沢信行, 石川智昭, 北澤光大, 井土希, 三浦靖史. 第4回兵庫補助犬研究会, 神戸大学医学部神緑会館多目的ホール, 2012年6月30日
「補助犬審査に携わって」 中野恭一, 神沢信行. 第4回兵庫補助犬研究会, 神戸大学医学部神緑会館多目的ホール, 2012年6月30日
「介助犬合同訓練への理学療法士としての介入の経験」 神沢信行, 石川智昭, 北澤光大, 井土希, 三浦靖史. 日本身体障害者補助犬学会第5回学術大会, 宝塚ソリオホール, 2012年10月28日
「介助犬使用が肢体障害者に及ぼす効果の検討」 石川智昭, 神沢信行, 高柳友子, 三浦靖史. 日本身体障害者補助犬学会第5回学術大会, 宝塚ソリオホール, 2012年10月28日
「介助犬と理学療法」 神沢信行. 平成23年度介助犬・聴導犬訓練者研修会, 国立障害者リハビリテーションセンター, 2013年2月22日
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