with 五十嵐 健夫
人は指やペンでポイントしながら文章を読むことがある.そのように自然なインターフェースとして,テキスト中の注視領域をユーザが明示的に選択(ハイライト)し,その領域をホイールで移動させる手法を提案する.この手法により,電子文書を読むときの視線移動がスムーズになる.また従来視線インターフェースで行われてきた見ている箇所に基づいて訳語を提示するなどの支援を特別の機材なしに安定して行うことも可能になる.