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For Future Members
学生募集
福島宙輝研究室では、学部生、大学院進学を考えている方、外部大学からの進学希望者、社会人修士・社会人博士を幅広く受け入れています。ゼミに興味のある方は見学、進学相談などを随時開催していますので、まずはお気軽にご連絡ください。
Atmosphere
研究室の雰囲気
福島研究室は比較的少人数で、学生と教員間のコミュニケーションが取りやすい研究室です。学生が一人で研究を抱え込むのではなく、教員との相談やゼミでの議論、学生同士のやりとりを通して研究を進めていくことを大切にしています。
福島研究室は、ひとつのチームです。誰かの研究がうまく進まないことは個人の責任ではなく、チームで解決すべき問題と考えています。だから日頃から学生同士で互いの発表を聞き合い、テーマが違っていても意見を出し合いますし、なにか研究で困ったときには教員・学生が力を合わせてサポートします。
本研究室はシステム情報学研究科「ソフトウェア講座」の藤井・福島研究室(CS18a)として、合同でゼミや研究活動を行う機会があります。ソフトウェア講座内の輪講、英語文献読書会、勉強会などを通じて専門的な知識を養います。
また、研究室内外での交流も大切にしています。歓迎会、発表後の打ち上げ、季節ごとのイベント、研究合宿などを通して、学年やテーマを越えた話しやすい雰囲気が出来上がっています。
Research Cycle
「まず、飛び込む」研究のサイクル
一般的には、学部4年生は読書会や先行研究の調査を通して基礎知識を身につけ、ひとつの卒業研究課題に取り組みます。本研究室では、それに加えて、早い段階から発表と執筆のサイクルに入ることを重視しています。
せっかく学部3年間、もっと言えば小学1年生から「お勉強」を続けてきたわけですから、研究を楽しまないともったいないと思いませんか。研究のサイクルを回しながら、必要なスキルを身につけ、学会・研究会や国際会議での発表をペースメーカーにしながら、発表し、コメントを受け、先行研究を読み直し、論文として考えを深める。
研究の醍醐味は、このサイクルを回すことにあると考えています。自分の考えを言葉にし、他者からのコメントを受け取り、問いを深めるための機会をたくさん持ちましょう。
もちろん、興味のある事象をただ集めるだけでは、研究は深まりません。具体的な事象から出発しつつ、それを抽象的な課題、高次の研究課題へと引き上げていく必要があります。本研究室では、教員や学生同士で足場かけを行いながら、具体的な関心を研究課題、独創的な理論へとステップアップさせていきます。
外部に研究のアドバイザーがいることは素敵なことです。研究室に閉じこもるのではなく、企業や他大学、海外の研究機関に自分の研究のアドバイザーを見つけて指導を仰ぎ、その知見を研究室に還元する。そんな知の循環と集積を実現できる研究室でありたいと思っています。
A Day in the Lab
研究室の1日
本研究室では、コアタイムはありませんが、なるべく毎日研究室に顔を出して、仲間がいる空間で研究を進めることを奨励しています。
たとえば、ある学生の一日は次のようなイメージです。
午前中:自宅での文献読み、データ整理。
昼ごろ:研究室へ来て、分析コードを書いたり、発表資料を直したりする。
午後:研究室で作業。途中で他の学生と進捗や分析方法について相談。発表前であれば、スライドを見せ合い、質問を受けながら内容を整理する。
夕方:作業が一区切りついたら、続きは自宅や図書館で進めることもあります。
日々の過ごし方は一人ひとり違いますが、自由に作業できることと、必要なときにはチームで支え合うことの両方を大切にしています。
Undergraduate
学部生の方へ
システム情報学部、情報知能工学科では、味や香りに関する授業はほとんど受けていないと思います。4年生に上がる時にそういった分野の専門性を持っていなくても問題ありません。
ゼミに興味がある方は、夏や3月末のオープンゼミにぜひ参加してください。オープンゼミの情報はBEEF+ VENTUREに掲載されます。また、学部1〜3年生で早期にゼミで研究活動をしたい方は、メールでご相談ください。
Graduate Admission
外部から大学院進学を考えている方へ
他大学からの進学希望者も歓迎します。現在の専門分野が本研究室のテーマと完全に一致している必要はありません。味覚・嗅覚、感性、身体知、ことば、データ分析、コミュニケーション、主観的な嗜好、美的判断などに関心があり、自分の問いを研究として深めたい方を歓迎します。
外部から進学する場合、不安になるのは、研究室の雰囲気、研究の進め方、必要な知識、教員や学生との距離感だと思います。本研究室では、見学や進学相談の段階で、研究テーマだけでなく、ゼミの進め方、相談体制、発表や論文執筆の進め方についても説明します。
大学院から新しい分野に入る場合でも、先行研究の読み方、研究テーマの立て方、分析方法、発表資料や論文の作り方を段階的に学びながら進めます。自分のこれまでの専門や経験を活かしつつ、新しい研究テーマへ接続していくことも可能です。
Working Professionals
社会人修士・社会人博士の方へ
本研究室では、社会人として働きながら修士課程・博士課程で研究する方も歓迎します。実務の中で感じている問題意識や、企業・組織で取り組んできた経験を出発点に、それを学術的な研究課題として整理し、論文や学位研究へとつなげていきます。
社会人学生の研究では、実務経験を単なる事例紹介にとどめないことが重要です。現場で感じた違和感や課題を、先行研究と接続し、問いとして整理し、データや方法を整えることで、他者にも共有可能な知見へと高めていきます。仕事の中で培ってきた視点があるからこそ、現場に根ざした強い研究テーマを立てることができます。
仕事と研究を両立するために、研究計画、発表計画、論文投稿、学位取得までの見通しを早い段階で一緒に設計します。毎日研究室に来ることを前提にするのではなく、オンライン相談、集中して作業する期間、発表前の打ち合わせなどを組み合わせながら、限られた時間の中で着実に研究を進めます。
社会人大学院は、キャリアを中断する場所ではありません。実務で得た経験や問題意識を、自分の専門性として再構成し、次のキャリアや組織での価値創出につなげるための場です。本研究室では、実務と研究を行き来しながら、自分の問いを深めたい社会人学生を歓迎します。
Doctoral Course
博士課程を視野に入れる
今後、情報系の専門的なキャリアで活躍していくためには、深い専門性と博士の学位が必須になります。本研究室では、学部生の段階から、博士課程への進学を視野に入れた研究指導を行います。博士課程に進学する場合には、3年間での確実な博士号取得を目標とし、SPRING、BOOST、そのほかのフェローシップや研究助成への申請など、経済面も積極的にサポートします。就職やキャリアについても、博士課程での専門型インターンシップなどを含め、一人ひとりに合った進路を一緒に考えていきます。
博士課程まで進むことを考えるとき、「時間が長いのではないか」「同世代が働き始めている中で、自分だけ出遅れているのではないか」と感じることがあるかもしれません。企業で働く人の方が社会に近く、経済的にも自立していて、偉いように見えることもあると思います。
博士課程は、働くことから遅れる時間ではありません。企業組織の中で早期に経験を積む道も、もちろん大切な選択肢です。一方で、20代の時間を、既存の組織の中で求められる役割に適応することだけに使うのではなく、自分の専門性や判断軸を育てる時間として使うことにも、大きな意味があります。経済的な価値だけでは測れない問いに向き合い、専門外の見識を深め、論文や発表として形にしていく経験は、その後のキャリアで、あなたならではの価値を生み出していくための土台になります。
本研究室では、博士課程を大学の中だけで完結する時間とは考えていません。論文執筆、国際会議発表、海外での研究経験、企業での長期インターン、外部研究会での発表などを通して、研究を大学の外とも接続しながら進めていきます。博士号取得後の進路は、大学や研究機関だけに限りません。博士課程で培った専門性、課題設定力、批判的な思考力は、企業や実社会のさまざまな場で活かすことができます。
Visit / Consultation
見学・相談について
研究室見学や進学相談では、研究内容だけでなく、研究室での過ごし方、ゼミの進め方、発表や論文執筆のサイクル、博士課程までの見通し、社会人大学院での研究の進め方についても相談できます。
学部生、外部大学からの進学希望者、社会人修士・博士のいずれの方も、まずは関心のあることや不安に思っていることを聞かせてください。