| 葉緑体の遺伝子発現は細胞の増殖や分化をも統御しているのでは? |
 |
色素体遺伝子発現の結果は色素体内部に限定された作用だけでなく、細胞全体の機能や増殖まで統御していることが見えつつあります。つまり「細胞に支配される色素体」が一方で「細胞を支配する色素体」でもあることの証明も今まさにホットなテーマです。これには葉緑体が合成反応の場となっているクロロフィルやヘムといったテトラピロールの合成経路やその代謝産物、あるいは脂肪酸合成系の初期反応やその産物が重要な役割を果たしていそうです。いち早くその機構を解明できれば大きなインパクトを植物科学分野に与えることができます。もしも自分の手で解明できたらと想像すると、ワクワクしませんか。 |