研究室のご紹介
当研究室では、動物資源としてのタンパク質と脂質に着目し、その生体内での機能を調べることにより、品質管理や病気などの様々な新規マーカーの創生と、機能性食品やヘルスケア商品の開発、さらには創薬への応用を目指しています。とくに、マウスや培養細胞を用いて、情報伝達や腸内細菌叢に着目して研究を行っています。
また、タンパク質や脂質は、食品の栄養機能や嗜好性を決める重要な因子でもあることから、食品とその副産物に含まれる機能成分の網羅的解析と、その代謝物の消化・吸収の作用機序を調べ、食品と畜産品の価値向上を目的とした研究を進めています。
図1:記憶障害を示すDGKβノックアウトマウスと形態異常を示す海馬初代培養細胞
脂質キナーゼであるDGKβが神経の形態及び脳高次機能に重要であることを示している。
図2:(a) 動物培養細胞の免疫蛍光染色と組織特殊染色、(b) 次世代シーケンサーによる遺伝子解析
様々な実験系を用いて食品の栄養機能、嗜好性、健康機能を解析している。
詳しくは研究内容を参照して下さい。
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〒657-8501
神戸市灘区六甲台町1-1
神戸大学大学院農学研究科
E棟6階
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