研究内容

カロテノイドの励起緩和ダイナミクス

ポリエンの一種であるカロテノイドは、多種多様な構造(750種以上)を持ったものが知られており、生体中において、増刊剤や光障害防御剤としての機能を持っています。カロテノイドの励起緩和ダイナミクスの観測を行い、共役構造や機能との関連を検討しています(最近の研究成果についてはこちら)。


ベータカロテン

光合成色素タンパク質複合体におけるエネルギー移動・電子移動

光合成色素系は、様々な色の光を吸収し、電気エネルギーに変換を行う反応中心へと光エネルギーを効率よく伝達する分子配列系です。種々の光合成生物について、また、異なる環境下で生育した光合成生物について時間分解蛍光スペクトルの測定を行い、構成色素(クロロフィル、カロテノイド、ビリンタンパク質)がタンパク質中に取り込まれて整列することにより新たに生じる機能について調べています(最近の研究成果についてはこちら)。


光捕集タンパク質の時間分解蛍光スペクトル

超短パルスレーザーを光源とした分光法の開発

上述の励起緩和ダイナミクスやエネルギー移動・電子移動は、超高速過程です。これらの過程を観測するために、超短パルスレーザーを用いた時間分解分光法の開発を行っています(最近の研究成果についてはこちら)。