大学案内2024-2025にて大谷教授の紹介
2024.6.4(火) NEW
当研究グループでは、実際の医療現場の真のニーズを医師の先生と共有・共感した上で、これらニーズに応じた医療機器や再生医療製品等の開発を、医・工の多様な分野の研究者とチームを結成して推進します。さらに、超高齢化社会における医療のあり方に鑑み、未来医療の発展に寄与すると期待される生体に接するマテリアル(生体材料もしくはバイオマテリアル)の分子設計・合成から基礎・臨床評価までを行い、バイオマテリアルを実用化の観点を考慮して機能を明らかにすることを行います。有機合成、高分子科学、そして材料工学をベースとしつつ、医学における医療機器開発の重要性に鑑みて、「生体適合性とは何か?」という臨床的見地からの問いにチャレンジします。バイオ3Dプリンタ等の成型加工技術や機械・電気電子・情報工学の手法も積極的に取り入れるとともに、医工同源をモットーに、分野に壁をつくならない我が国独自の医療機器学を追求したいと考えています。
★生体適合性 ★生体内分解性 ★有機・高分子材料 ★再生医療支援機器 ★コーティング ★ヒドロゲル ★人工血管 ★薬剤放出制御デバイス ★ナノマテリアル
チームでは、国内外の研究室と連携し、共同研究を推進するとともに、人的交流を積極的に推進することで、研究開発の推進を図っています。