仁川国際空港(永宗(ヨンヂョン)島)と東側対岸の松島(ソンド)国際都市を結ぶ全長12.3kmの連絡路のうち、中央部を占める斜張橋。全長1480m、主径間800m、主塔は逆Y型コンクリート構造で、238.5m。アプローチ橋はピアトップもセグメントで作成しており、橋頂部に水平方向のキージョイントを見ることができます。中でも圧巻は、高架橋部は50mフルスパンの2方向プレキャスト(橋軸方向、橋軸直角方向ともにプレストレスを導入している)セグメントを現場ヤードで作成し、3000tonクレーン船を用いて、現地まで船送していました。とにかく工事スケールの大きさを見せ付けられたというのが感想です。ただ、不覚にも、塩害対策など、コンクリートの耐久性について質問するのを忘れていました。 |
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仁川大橋主塔部 |
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主塔頂部のケーブルアンカー部は鋼製セグメント |
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ピアトップに水平せん断キーが見えます |
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3000tonクレーン船でセグメントを搬入しています |
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高架橋部、この部分に工場で作成した50mのセグメン桁を各径間に架設しています |
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3000tonクレーン船で50mPC桁を搬出中 |
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場所打杭基礎とフーチング部 |
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2方向プレテンション・50mフルスパンセグメントの配筋状況 |
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アプローチ橋のピアトップ作成状況(型枠脱型時) |