gmt-users-jp MLとは | 参加方法 | 注意事項 | コマンドの使い方 | 過去メールの閲覧・検索 | リンク集

 

 


 GMT(Generic Mapping Tools)は,地図,さまざまなグラフ,3次元プロットなどを高品質のPostscript画像として描くことのできる,非常に優れたツールです。GMTはPaul Wessel氏とWalter H. F. Smith氏によって開発・管理されているフリーのソフトウェアです。詳しくは

 http://imina.soest.hawaii.edu/gmt/

をご覧下さい。GMTが動作するプラットフォームはUNIXとWindowsです。

 GMTは,コマンドベースの使用を前提にしており,そのために非常に汎用性の高いツールになっています。一方,その裏返しとして,初心者にはとっつきにくい面があることは否めません。GMTには非常に優れたマニュアルとCookbookと呼ばれる実例集が公式に用意されています。しかし,それは英語で書かれていますので,日本のユーザーにとってはこれまたちと敷居が高いのが難点です。

 そこで,日本のGMTユーザーが日本語でGMTに関する情報交換のできる場を設けるべく,gmt-users-jpというメーリングリストを開設いたしました。単なる情報交換にとどまらず,日本語ドキュメント作成などのプロジェクトの助けとなるような積極的な取り組みの場にもなればよいと考えています。

 gmt-users-jp MLでは,特に参加資格は設けず,開かれたメーリングリストにしていきたいと思います。投稿内容は,GMTに関する質問,回答,新着情報,プロジェクトの呼びかけなど,「GMTに関することなら基本的に何でもあり」です。特に,使い方が分からない時の駆け込み寺的な需要は大きいと思います。初心者・上級者(?)を問わず,気軽に参加してください。

 計算機の管理者がまず頭を悩ませるのは,GMTのインストールの方法です。また,GMTは頻繁にバージョンアップされ,そのたびに細かいオプション類が変わったりするので,最新情報についていくのが結構大変です。そのような情報を共有するためにも,このメーリングリストは大いに役立つでしょう。

 gmt-users-jp MLの運営はボランティアで行われています。質問に対する回答も全くボランティアです。従って,gmt-users-jp MLに参加されるみなさんは,その辺の事情を理解した上で参加してください。「駆け込み寺」的な側面は大きく,実際それが最大の目的とも言えますが,あくまでもボランティアベースですので,質問をしても誰かが回答をする義務があるわけではありません。ましてや「お客様」気分で質問をされたりすると困ります。gmt-users-jp MLを,

  ユーザーがGMTに関する情報を「建設的に共有できる場」

にすることができるよう,ひとりひとりが大人の態度で参加していただきたいと思います。敷居の低さ,気軽に質問できる雰囲気を確保するためには,参加者の前向きな意識が欠かせません。

 多くのユーザーが参加され,gmt-users-jp MLが情報共有の場として有効に機能することを期待しています。

2000年8月10日  

gmt-users-jp ML 発起人

加藤 護   
筧  楽麿  
堀川 晴央  
安形 康   
渡邊 基史  



 gmt-users-jp MLへの参加方法は3通りあります。いずれかの方法でご自分のメールアドレスを登録してください。

   ※参加登録を行う前に,必ず下記の「注意事項」「メールアドレスのドメイン名についての注意」をお読みください。

 下記のいずれかの方法による手続きを行うと,参加手続きを完了するための確認のメールが送られてきますので,そこに書かれている指示に従って下さい。指示に従うと,参加手続きが完了した旨のメールが届きます。これで参加の手続きはおしまいです。

 なお,gmt-users-jp MLはFreeML(http://www.freeml.com/)という無料メーリングリストサービスを利用して運営されています。

●方法1:メールによる登録

 本文に

  subscribe gmt-users-jp abc123@xxxx.ne.jp
  end

と記したメールを

  majordomo@freeml.com

宛にお送りください。サブジェクトは空欄で結構です。abc123@xxxx.ne.jpのところには自分のメールアドレスを記入しますが,そのアドレスから送信する場合は省略できます。複数のアドレスをお持ちの場合で,登録したいアドレス以外のアドレスで作業する場合は明示してください。

●方法2:WWWによる登録

 http://www.freeml.com/GroupInfo.cgi?Group=gmt-users-jp

にアクセスし,「このMLに参加!→参加」をクリックする。
  ↓
「ゲストユーザーの方は」とある入力欄に,ご自分のメールアドレスを入力して,「参加」ボタンをクリックしてください。

●方法3:ここで登録してしまう

gmt-users-jp ML に入ろう!!
FreeML  メールアドレス
 

ご自分のメールアドレスを入力欄に記入して,「join ML」ボタンをクリックしてください。


■メールアドレスのドメイン名についての注意

  abc123@xxx.ne.jp

というメールアドレスでメーリングリストへの参加登録をされた方の,メールのヘッダーのFrom行に記載されるアドレスのドメイン名が,例えば

  abc123@yyy.xxx.ne.jp

のように参加登録したものと異なる場合は,メーリングリストにメールを投稿しても受け付けられません。これは,SPAMの踏み台にされることを避けるなどの理由で,gmt-users-jp MLが登録されたアドレスからの投稿のみを受け付けるようにしているためです。御自分が送信されるメールのヘッダーのFrom行に記載されるアドレスを,登録するようにしてください。一番確実なのは,上記の方法1で,MLに登録するアドレスからmajordomo@freeml.com宛に登録のためのメールを,abc123@xxx.ne.jpの部分を省略して送信することです(省略した場合,送信に使ったメールアドレスが自動的に補われるため)。

 From行に記載されるアドレスを調べる安直な方法は,自分自身にメールを送ってみることです。


■投稿先

 gmt-users-jp MLの記事の投稿先は

  gmt-users-jp@freeml.com

です。



  gmt-users-jp MLには,以下のことを承知した上で参加してください。

●メーリングリスト参加者がメーリングリストの利用により被るかもしれない不利益に対し,gmt-users-jp ML管理
 グループは一切責任を負いません。
●管理の都合上,管理者が断りなく登録者を削除することもあり得ます(例えば,卒業・異動によりメールアドレスが
 使われなくなって不達が長く続く場合など)。これは,ボランティアである管理者の負担をできるだけ軽減するため
 です。
●情報を共有するのが目的ですので,質問に対する回答などは,直接質問者にメールを送るのではなく,原則として
 メーリングリストに送ってください。メーリングリストに投げられた質問に対する回答に関心があるのは,多くの
 場合もとの質問者だけではありません。
●1バイトカナ(いわゆる「半角カナ」)と機種依存文字(丸囲み数字やローマ数字など)は使わないようにしてください。
●メールは,HTML形式などの特定のメールソフトでしか読めない形式は避け,プレーンテキストでお送りください。
●大きなファイルを添付することは避けてください。
●サブジェクトは,「教えてください」などの曖昧なものではなく,内容を反映したものをつけるよう心がけてください。



 gmt-users-jp MLはFreeML(http://www.freeml.com/)という無料メーリングリストサービスを利用して運営されています。FreeMLはmajordomoというメーリングリスト用のソフトウェアを使っており,さまざまなコマンドを使用することができます。

 コマンドの使い方は

  http://www.freeml.com/

の「本サービスの説明」の「困ったときは」→「コマンド」でご覧いただけます。

 以下に主なコマンドの使い方を抜粋して記します。コマンドは,本文にコマンドを記したメールを

  majordomo@freeml.com

宛に送ることにより実行されます(記事の投稿先とは宛先が異なります)。その際,サブジェクトは空欄で結構です。

 以下は本文に記入するコマンド部分のみを記しています。abc123@xxxx.ne.jpのところには自分のメールアドレスを記入しますが,そのアドレスから送信する場合は省略できます。複数のアドレスをお持ちの場合で,登録したいアドレス以外のアドレスで作業する場合は明示してください。

●gmt-users-jpへの参加

  subscribe gmt-users-jp abc123@xxxx.ne.jp
  end

●gmt-users-jpからの退会

  unsubscribe gmt-users-jp abc123@xxxx.ne.jp
  end

●配信の一時停止

  off abc123@xxxx.ne.jp
  end

●配信の一時停止の解除

  on abc123@xxxx.ne.jp
  end



 gmt-users-jp MLでは,過去に投稿されたメールをウェブのページ上で見たりキーワード検索を行うことができます。

 このサービスを利用するには,FreeMLに自分のメールアカウントを登録する必要があります。これを「ユーザー登録」といいます。登録料は無料です。

 この「ユーザー登録」は,過去メール閲覧を含むFreeMLのさまざまなサービスをより便利に受けるためのもので,gmt-users-jp MLへの参加登録とは別個のものです。gmt-users-jp MLへ参加するだけであれば,「ユーザー登録」を行う必要はありません。

 「ユーザー登録」は,FreeMLのトップページである

  http://www.freeml.com/

にある項目「ユーザー登録」の「登録」というボタンをクリックして表示される登録用ページで行います。「ユーザー登録」を行うと,「MyPage」と呼ばれる自分専用のページが作成されます。「MyPage」の詳しい使い方は,FreeMLの トップページの項目「本サービスの説明」の「困ったときは」→「MyPage」で ご覧いただけます。

 過去メールを見る具体的な手順は次の通りです。FreeMLのトップページの「メンバーログイン」の入力欄にメールアドレスとパスワードを入力した後,「MyPage」をクリックしてログインします。ログイン後,あなたがFreeMLで加入しているMLの一覧が出ますので,その中から「GMTユーザーズML」を選べば 過去メールの一覧が表示されます。そこでキーワード検索を行うこともできます。



GMTたまごくらぶ
京都大学の加藤さんの「GMTたまごくらぶ」のホームページです。中上級者向けの(?)「GMTひよこくらぶ」もあります。

GMTよいよいガイド(GMT ver.4.4用)
産総研の堀川さんのホームページです。丁寧な解説がありがたいです。一番初めはこれを読むのがわかりやすいと思います。
堀川さんはGMT v.5.1 一歩めのガイドというガイド(pdfファイル)もお作りですので,ver. 5をお使いの方はこちらをどうぞ。

GMTの使い方
神戸大学の筧さんのホームページです。豊富なシェルスクリプト集があります。清水建設の渡邊さん作成の日本語マニュアル(PDFファイル)もダウンロードできます。

日本語版チュートリアル
東京大学生産研の安形さんによる,GMTの「日本語版チュートリアル」です。日本語でGMTの使い方を学ぶことができます。

日本語版オンラインマニュアル
東京大学地震研の関根さんによる,GMTの「日本語版オンラインマニュアル」(manファイル)です。

海底地形図作成講座
東大海洋研の沖野さんによる、主に海底地形を描くためのシェルスクリプト例のホームページです。水深データに関する豊富な情報も掲載されています。

GMTほいほいマニュアル
東大海洋研の本荘さんのホームページです。地形の3次元プロットをするにはまずここを見ましょう。

GMT information
産総研のGMTに関するページです。ここからは棚橋さん作の日本語の解説「GMT (ver.3) の特徴と使用法」にも行くことができます。

GMTはじめの1歩(1)(2)
広島大学の岩瀬さんのホームページです。グラフ作成とコンター描きの丁寧な解説があります。「GMT3.3のインストール記 」もあります。

GMTマニュアル
気象庁の上野さんによる、日本語によるGMTマニュアルのホームページです。

WindowsでGMTしましょう
東北大学災害制御センターの牛山さんのホームページです。Windows2000上でGMTを使う場合の情報です。

Windows/Macintosh-GMT入門
広島大学の奥村さんのホームページです。Windows95/98/NT/2000、そしてMac OS X 上でGMTを使う場合の情報です。

GMT - The Generic Mapping Tools
GMTの本家ハワイ大学のホームページです。


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最終更新日:16/04/07