筧の教育活動(?)



●修論・卒論の指導
 詳しくはこちらをご覧ください。


●「地震学実習」(地球惑星科学科の3回生向け,後期金曜2,3,4限)
 詳しくはこちらをご覧ください。


●「地球惑星科学基礎I演習」(地球惑星科学科の2回生向け,前期月曜2限)
 99年度から担当し始めたばかりです。grad, div, rot, Laplacianなどのメジャーな微分演算子の直観的な意味をお勉強し、その後はメジャーな偏微分方程式である拡散方程式(熱伝導方程式)と波動方程式のお勉強をします。

 ・学生による授業評価: 99年度 00年度

 ・授業で配っているプリントのうち,まとまったものを載っけておきます(PDFファイルとPSファイル)。
  ※04/07/13記:PDFファイルをdvipdfmで作ったきれいなものに置き換えました。

  ・「弾性体中を伝わる波にはP波とS波の2種類がある」
      PDFファイル(113KB)
      PSファイル(904KB)

  ・「Fourier変換の勘どころ」
      PDFファイル(125KB)
      PSファイル(864KB)

※Fourier変換のプリントは配ってはいますが,講義ではFourier変換はやっていません。そこまで時間がないので。もっとも,Fourier変換は地球惑星科学基礎IIIとその演習(担当:山中先生,岩山先生)でとりあげられます。


●「地球惑星科学概論I」(地球惑星科学科の1回生向け,前期金曜2限)
 地球惑星科学科のうちの地球科学関連の内容を1回生に紹介する講義です。地球科学の教官がオムニバス形式で行います。筧は「地震の震源って点ではなくて面なんだよ」、「震源では断層面の両側がズリッと食い違う破壊が起きているんだよ」、「地震波を調べることで震源断層面でどんな破壊が起こっているのかを詳しく知ることができるんだよ」ってなことを紹介します。


●「地学実験」(主として生物学科の1回生向け,後期水曜3,4限)
 これも地球科学の教官がオムニバス形式で行います。筧はコンパスと定規を使って S-P time から震源決定を行う(あまりに古典的だ(笑))、という実習を行います。


●「地球と環境」(教養原論:文学部、国際文化学部、発達科学部の学生向け,後期月曜3限)
 文化系の学生向けの講義で、これも4人の教官によるオムニバス形式で行います。筧は

 「吉村 昭で学ぶ地震と津波」

ってな感じで地震と津波の恐ろしさについて講義します。参考書は

 「関東大震災」  (吉村 昭、文春文庫)
 「三陸海岸大津波」(吉村 昭、中公文庫)

の2冊です。この2冊は(吉村 昭の本はたいがいそうですが)非常に充実した本ですので、地震に関心がなくても一度読んでみて下さい。圧倒されます。


●研究室ゼミ
 Lay and Wallaceの"Modern Global Seismology"を研究室の輪講の教材として使っています。毎回レポーターがレジュメを作って進めていきます。なかなか良い地震学の教科書だと思います。筧もレポーターをやります(苦笑)。



筧のホームへ戻る


最終更新日:04/07/13