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19 Sep.2014
第5回イワテヤマナシ研究会(見本園勉強会・試食会)

イワテヤマナシの見本園(岩手県九戸村戸田)



 9月19日、さわやかな秋晴れのもと、第5回イワテヤマナシ研究会が開催されました。イワテヤマナシに興味をお持ちの幅広い分野から25名の参加がありました。今回は九戸村に5年前に開設したイワテヤマナシ見本園の見学会とイワテヤマナシを用いた試食会を行いました。この見本園は持ち主である西山栄一氏の協力のもと、いろいろなイワテヤマナシの苗木50本(4年生)を移植して栽培を始めました。イワテヤマナシは独立樹としては北東北でよく見られますが集約栽培は本邦初の試みです。今年ようやく果実が着果しましたので研究会で初披露となりました。果実をかじって味を実感したり簡易棚での仕立て方や目標収量について活発に議論しました。

岩手日報20140920で取り上げられた研究会の様子



たわわに実ったサネナシ

 見本園がある九戸村をイワテヤマナシの産地にしようと村の有志が集まり昨年イワテヤマナシ生産組合を発足しました。その生産組合の苗圃に行き、緑枝接ぎなど苗木の生産方法について学びました。


 午後は場所を移してふるさと創造館でイワテヤマナシの加工品について試食会を行いました。また参加者から一言づつ感想をいただき率直な意見交換が行われました。

会場のふるさと創造館


九戸村村長による産地化への期待のお言葉


青森県の江渡さんの全面協力によりできた
イワテヤマナシ(サネナシ)のシャーベット
これはすぐに商品化できる味でした。


二戸市のイワテヤマナシを使った
チョコレート(二戸市のご厚意により
研究会に出展)。二戸市出身で東京で
活躍されているショコラッティエに
よるもの。二戸市ではすでに販売を
開始しています。