最後に意見交換の時間となり、参加者全員から試食の意見や感想をいただきました。イワテヤマナシへの思いと地域の特産物として商品化への期待など、参加者からの熱く、強い、思いをひしひしと感じました。研究会代表の片山から閉会の挨拶として、イワテヤマナシの商品化という出口だけでなく、ヤマナシの安定生産にむけた栽培技術体系の確立、生産者を増やすことの重要性について提案がありました。
次にヤマナシのコンポート、ヤマナシジャム5種類を食べくらべしました。ジャムの付け合わせとしてのチーズなど、従来のジャムの食べ方だけでなく、新たな食べ方を提案しました。
続いて地元の有名和菓子屋さんとのコラボ試作品(ヤマナシの薯蕷まんじゅう、銘水だんご)を試食し、その開発者から説明を受けました。
05March2013
第3回イワテヤマナシ研究会(試食会)in 盛岡
春の訪れを風で感じる一日となった3月5日、第3回イワテヤマナシ研究会が開催されました。イワテヤマナシに興味をお持ちの一般の参加者から食品業関係者、食文化研究者、産業振興、自治体職員関係、農家、農学部の研究者など幅広い分野から約30名の参加がありました。今回は試食会として盛岡の岩手大学農学部で開催しました。
まず簡単な挨拶のあとイワテヤマナシを素材に使った洋・和菓子、ジャムなどを試食しました。大阪からわざわざお越しいただいたお菓子工房レッケル主宰の渡辺様からサネナシのタルレット、キャラメルケーキ、チョコレートボンバー、ファーブルドンなどの焼き菓子について説明をいただきました。