計量経済学の基本的なテーマについて、できるだけわかりやすく解説を行ないます。
- 教科書:羽森茂之「ベーシック計量経済学(第2版)」(中央経済社, 2018年)
経済学部における計量関係の授業は、次のようなつながりになっています。これらを一通り受講すると、かなりのレベルにまで到達しますので、意欲のある人は是非チャレンジしてみてください。
「統計学」 |
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「計量経済学」 |
→ |
「応用計量経済学」 |
→ |
「上級計量経済学」 |
「情報処理」 |
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「経済統計学」 |
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「上級統計推理論」 |
(入門レベル) |
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(初級レベル) |
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(中級レベル) |
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(上級レベル) |
注意点:
- 授業には、教科書と電卓を持参してください。
- 経済学部では、ハラスメントに関しては、十分な配慮を行なっています。もし、私の授業内外の発言で学生の皆さんに不快な思いを与えることがあった場合には遠慮なく申し出てください。真摯に対応します。
- 次のページも参考にしてください(教科書の訂正に関しても記載されています)。
授業内容
- はじめに:
- 第2回:単純回帰モデル、最小二乗法
- 第3回:残差の性質、決定係数
- 第4回:定数項のないモデル、定数項のみのモデル、最小自乗推定量の期待値と分散
- 第5回:Gauss-Markovの定理、不偏推定量と一致推定量
- 第6回:残差分散、標準誤差、t検定
- 第7回:重回帰分析、自由度修正済み決定係数
- 第8回:単純回帰モデルの罠、重回帰モデルの罠
- 問題演習
- 第9回:定式化の誤りの影響
- 第10回:線形制約の検定
- 第11回:ダミー変数
- 第12回:不均一分散