計量経済学の基本的なテーマについて、できルだけわかりやすく解説を行ないます。
- 教科書:羽森茂之「ベーシック計量経済学」(中央経済社, 2009年)
経済学部における計量関係の授業は、次のようなつながりになっています。これらを一通り受講すると、かなりのレベルにまで到達しますので、意欲のある人は是非チャレンジしてみてください。
「統計学」 |
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「計量経済学」 |
→ |
「応用計量経済学」 |
→ |
「上級計量経済学」 |
「情報処理」 |
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「経済統計学」 |
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「上級統計推理論」 |
(入門レベル) |
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(初級レベル) |
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(中級レベル) |
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(上級レベル) |
注意点:
- 授業は、13:15に始めます。
- 授業には、教科書と電卓を持参してください。
- 試験は、マークシートで行ないます。期末試験受験後の放棄は認められませんので注意をしてください。
- 経済学部では、ハラスメントに関しては、十分な配慮を行なっています。もし、私の授業内外の発言で学生の皆さんに不快な思いを与えることがあった場合には遠慮なく申し出てください。真摯に対応します。
- 次のページも参考にしてください(教科書の訂正に関しても記載されています)。
授業内容
- 単純回帰モデルと最小自乗法
- 最小二乗法と残差の性質
- 決定係数、定数項のないモデル
- 定数項のみのモデル、Gauss-Markov 定理
- 一致推定量
- 残差分散、標準偏差(SE)、t検定
- 重回帰分析、自由度修正済み決定係数
- 重回帰分析における推定値の解釈、多重共線性
- 定式化の誤り(過小定式化、過剰定式化)
- 線形制約の検定(F検定)
- ダミー変数とその応用
- 不均一分散