個人の心理特性や学力などの能力は(今のところ)直接目で見ることはできません。
そのような特性(構成概念)をなんとかうまく測定しようと,先人たちは研究を重ねてきました。
そして現在では(懐疑的な人も当然いますが)心理学的な構成概念を科学的に測定するためのツールがある程度確立しています。
使用されるツールは測りたいものの性質によって異なりますが,ざっくり言うと
構成概念を測定するためのツールである「性格検査」や「学力検査」を利用して実際に意思決定を行うまでには,いくつかのステップがあります(考え方は人による)。
1. 測りたい特性を決める
2. 特性を測るための項目を作成する
3. 項目を出題しデータを収集する
4. 収集したデータを分析して特性を算出する
5. 算出された特性値を用いて何らかの意思決定を行う