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本人活動における支援者と本人との関係性に関する調査(分析済みデータ)

調査方法:割当抽出法による郵送調査
調査期間:2001年9月〜11月
配票:全日本手をつなぐ育成会が所有する本人の会名簿に記載された代表(130名)宛に、本人分調査票20部、支援者分調査票3部を郵送。
回収:66団体から回収(回収率50.8%)、本人分調査票の回収数628通(回収率24.2%)、支援者分調査票の回収数122通(回収率31.3%)




対応のあるサンプルのT検定(関係変化/支援者) T値 意味
支援者が、本人からの呼ばれ方に変化を感じているか 1.74
支援者が、会の年間計画の決定権に変化を感じているか 4.72 ** 本人中心へ
支援者が、支援者の司会への関わりのあり方に変化を感じているか 4.84 ** 本人中心へ
支援者が、支援者の意見の影響力に変化を感じているか -3.28 ** 支援者の影響力増加
支援者が、会の決定を覆す頻度に変化を感じているか 0.40

*p<0.05 **p<0.01

Pearson相関係数


2変量の相関(支援者の属性比較) 素人 17 施設職員 15 親族 16
会の年間計画策定の主体(現在) -0.030 0.241 * 本人が主体 -0.186
現在の司会(本人/支援者) -0.137 0.205 * 本人が主体 -0.190 * 支援者が主体
会の決定に対する支援者の影響(現在) 0.223 * 少ない -0.017 -0.099
本人と対等だと感じるようになった 0.278 ** 感じるようになった -0.029 -0.095
支援の内容(分かりやすく説明する) 0.204 * 説明しない 0.024 -0.096
支援の内容(励ましたり勇気づける) -0.076 0.216 * 勇気づけしない -0.154
支援の内容(自由に発言する) -0.019 0.240 * 発言しない -0.087
支援者の観念(訓練の場) -0.093 0.365 ** そう思わない -0.284 ** そう思う
支援者の観念(日常生活援助) -0.097 0.236 * そう思わない -0.155
支援者の観念(独自の生き方模索の場) -0.053 0.217 -0.051

*p<0.05 **p<0.01

Pearson相関係数


支援内容の因子分析