アゴラ情報






アゴラでは、カフェ活動を通じて社会とのつながりを広める活動も行っています。

知的障害者の現場と学生の教育を組み合わせたキャリア開発プログラム「みのり」



 
「みのり」プロジェクトは、ヒューマンコミュニティ創成研究センター障害者共生支援部門が、文部科学省から「再チャレンジ支援(社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム)」(2008年度〜2010年度)の支援を受けて発足させました。知的障害のある人たちが大学の資源を使ってさまざまな経験を積み、社会に出ていけるよう、神戸大学人間発達環境学研究科のプロジェクトとして実践を進めています。

 2011年度から、大学の直接経費と売上によって、このプロジェクトを継続・推進しています。また、2012年度からは「みのり」の実習生を「アゴラ」で雇用するという実績も上げました。



  実習生の仕事内容
アゴラでの接客
学内の総務・教務の補佐
農園実習

学内での総務補佐として、いきいきと封筒の宛先仕訳に取り組んでいる姿があります。
また、仕事をしていく中で人間関係の難しさを感じ自分なりに消化しようとする姿も見られます。



アゴラの中でのクッキー販売

アゴラの店内では(就労継続支援B型)特定非営利活動法人工房彩(神戸市垂水区)さんから仕入れたクッキーを販売しています。
また工房彩さんから1か月に1回、4〜5名の方がアゴラで接客などのお仕事体験をしていただくなどの交流をもっています。
<スタッフからの声>

工房彩さんと一緒に働く機会を持つことによって、仕事の指示の出し方など、伝える難しさを感じます。
六甲アイランド高校との交流

1年に1度10数人の生徒さんが5、6回に分けて社会福祉の授業の一環でアゴラに来られます。
実習生とのコミュニケーションを主に図りながら学んでもらっています。
<スタッフからの声>

障害者だからできないだろうという考えからではなく、チャレンジすることを見守る大切さを感じて欲しいです。
障害者は特別な人ではないと感じて欲しいと思います。