実習用補足説明
『諸条件』
- 1人あたりの材料寸法 Φ40.0×3.0 [mm] アクリル板
- 切削送り速度 : 200 [mm/min]
- 工具切込み量 : Z2.7 [mm]
『図形編』
- 図形デザインは「直径38 mm」の円形の領域に収めること。
- 基準座標原点は、円形の中心とし「 X軸=0.000, Y軸=0.000」,材料の裏面を「 Z軸=0.000」とする
- デザイン部を工具で切削することにより溝を削る。溝幅は約 0.7 mm程度となる。
『NCプログラム編』
- プログラムの1行目には L***(学籍番号-名前) を追加
L***の***部については、学籍番号の下3桁の数字を代入
丸カッコの内部は、学籍番号-名前(ローマ字)で入力
- プログラムの3行目には、工具切込み指令
「G01 Z2.7 F200」
- プログラム最終行には、工具上昇指令
「G01 Z5.0」
- Z軸の動作指令は必ず
工具切込み「G01 Z2.7」
工具上昇「G01 Z5.0 」にて指令
- 切削送り速度「 F 200 」は3行目に入力されるために、他の行では入力しない
- 「 G00 指令」(位置決め指令)は、必ず切削工具が材料より上空に居る時 ( Z5.0)
G01 Z5.0 (工具上昇)
G00 X___ Y___ (位置決めにてこの座標まで移動)
G01 Z2.7 (工具切込み)
- 円弧切削「G02・G03」方式は「円弧中心距離指令:I・J ,半径値指令: R 」の2通りの考え方がある
(「 R 」指令の方が入力内容が簡単である)
R指令時の真円(360度の円弧)の場合、半円にわけて記載すること
- 指令している座標値の小数点下3桁全てが「0 ゼロ」であれば小数点以降を省略する「X10.000」→「X10.」
ただしこの時に小数点を入力し忘れないこと!「X10.120」→「X10.12」,「X10.100」→「X10.1」でも可能
『入力編』 事前学習資料:生産準備 参照
- 入力するソフトウェアはtxt形式にて保存すること
「Windows(メモ帳)」「MacOS(テキストエディット)」
- 作成するプログラムのファイル名は「***.txt 」学籍番号の下3桁の数値とする
- 「半角英数字の大文字」にてプログラムを入力する スペースは半角のみを使用
- 座標値と座標値の間には、半角のスペースを入力