2002年度ゼミ生の募集について
2001年度は文部科学省在外研究員としてウィーンに滞在しており、2002年3月に帰国の予定です。このため、ゼミ募集の際にゼミオリや面接などができません。また、今年は講義もしていませんので、皆さんには"YOSHII,
Who? 吉井って誰だ?"だと思います。以下を読んでゼミの選択の参考にして下さい。
1.どのような学生にきて欲しいか
私の研究対象は、ロシア、中・東欧経済であり、これら旧社会主義国における市場経済への移行問題に関心があります。そして、この問題を考えるため、移行国が目標としている市場経済システムとはどのようなものかに関心があります。詳しくは、私のホームページにある履歴、講義、著作などのページを参考にして下さい。
もちろん、旧社会主義国の市場経済移行に関心を持っている学生を歓迎します。しかし、ゼミではこれまで旧社会主義国の経済問題や移行問題をとくに取り上げたことはなく、日本、米国、旧社会主義国を含む欧州、アジア太平洋地域諸国の幅広い経済問題を基礎的な経済学の知識を利用しながらゼミ生と一緒になって考えてきました。
3年次のテキスト | ||
1997年生 | 昼間主 酒井泰弘『情報の経済学』東洋経済新報社 | |
1998年生 | 昼間主 OECD, "World in 2020" | |
1999年生 | 昼間主 小野善康『景気と経済政策』岩波新書 | |
夜間主 日本経済新聞『ゼミナール日本経済』 | ||
また、3年次の春休みと夏休みに『経済白書』(春休みは前年版)を読んでもらいます。 |
皆さんの周りに広がっている色々な問題を経済(学)の視点から積極的、意欲的に勉強してみたいと思っている学生を求めます。
2.ゼミでは何をするのか
3年次
4年次
*卒論の作成を行います。
ちなみに、2001年3月卒業生の卒論のタイトルは次のようなものでした。
(昼間主) | |
特許制度の歴史と仕組み | |
東南アジアの都市化問題 | |
"地方財政危機の現状と課題―大阪府の財政再建―" | |
博覧会と都市の魅力づくり | |
ナスダック・ジャパンについて | |
ドイツ連邦銀行と2つの通貨統合 | |
1980年代後半の金融政策とバブル経済 | |
ファッションビジネスの世界について | |
豊かさとは何か | |
(夜間主) | |
開国・開港による日本経済の変化と維新政府による近代化の道のりについて | |
航空輸送における規制緩和 | |
鉄鋼業―競争と強調のダイナミズム― | |
『IT時代』―THE IT AGE― | |
インターネット時代の音楽産業の変化 | |
激動する金融産業 | |
インフレとデフレの予防と現代におけるその対策について―どうすれば現金の目減りを防げるか― | |
日本格闘経済論 | |
リサイクルの経済 |
* | 希望があれば、卒業旅行。 これまでに行った所:城崎、フルーツフラワーパーク、鈴鹿・長島温泉など |
3.もし希望者が定員を越えたときの選抜方法
*面接をしたいのですが、できません。抽選(じゃんけん、あみだクジを含む)かな。
過去の統計(昼間主のみ)
男 | 女 | 就 職 先 | ||||||
メーカー | 金融 | サービス・流通 | 公務員 | 大学院 | その他 | |||
1994年生 | 12 | 0 | 2 | 3 | 2 | 1 | 0 | 4 |
1995年生 | 11 | 1 | 3 | 3 | 2 | 1 | 1 | 2 |
1996年生 | 9 | 2 | 2 | 1 | 1 | 4 | 0 | 3 |
1997年生 | 5 | 4 | 0 | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 |
1998年生 | 8 | 1 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
1999年生 | 7 | 5 | 4 | 1 | 1 | 2 | 1 | 3 |