2018年9月6〜12日
米国ネブラスカ州


米国ネブラスカ州に行ってきました。前半はネブラスカ大学リンカーン校での大学間協定書の交換(9月7日)とオマハでのネブラスカ州内の大学と日本の大学との交流会(9月8日)のため。後半はオマハでの日米経済協議会日本・米国中西部会50回会合出席(9月10日)のためでした。

羽田・シカゴで乗り継いでリンカーンへ。ネブラスカ大学リンカーン校(UNL)は、1869年に創設され、現在は学生数26,000名のネブラスカ大学システムの基幹校です。市内キャンパスを案内してもらった後、大学間協定書の交換を行いました。
 
ネブラスカ大学アメリカンフットボールチームHuskersの本拠地メモリアルホールでおよそ85,000人収容。8日に今シーズンの開幕戦(対コロラド)をTVで見てましたが、満席で真っ赤。惜しくも、終了1分前に大逆転負けしてしまいました。UNLでは、経営学部と農学部の評判が良いのだそうです。農学部では、蒲島熊本県知事のスピーチがありました。UNL農学部の卒業とのこと。その後、イノベーションキャンパスへ行き、農学部イノベーションセンター(ベンチャー立上センター)とイノベーション・グリーンハウスを見学しました。イノベーションセンターにはキューピールームがありました。グリーンハウスは室内でトウモロコシを育てていて、トウモロコシはコンベアで自動的に運ばれて、水遣りや生育検査が行われていました。
 
 
 
リンカーン市内です。実質1日しかいなかったので、本当に中心部だけですが、州議事堂とHey Market。
 
オマハへ移動し、8日にはネブラスカ大学オマハ校経営学部で、ネブラスカ大学システムの大学と日本の大学(静岡大学、静岡県立大学、神戸大学)のコンファレンスがあり、これにも出席しました。静岡市とオマハ市は1965年に姉妹都市協定が締結されたそう。
 
10日は日米経済協議会日本・米国中西部会50回会合に出席しました。ネブラスカ州には川崎重工の車両工場があるのだそうで、その他自動車産業を中心とした日本からの投資、農産物の日本への輸出といった強い経済関係があるとのことでした。左下は茂木キッコーマン名誉会長、右下はリケッツ・ネブラスカ州知事。
 
 
オマハの最大の観光名所はオールド・マーケット。10棟ほどの赤レンガ建ての建物にレストラン、ショップが集まっています。
 
ブラブラと街を歩いて、Amtrakのオマハ駅へ(左上)。寂しいね、と思って、線路の反対側にあるDurham博物館(右上)に入ると、これが元々のUnion Pacificのオマハ駅でした。博物館は、鉄道展示、オマハの歴史展示が中心です。駅舎は、さすがに豪華でした。
 
 
 
どうしてオマハがユニオン・パシフィックの中心駅かというと、ミシシッピに橋を架けてアイオワに渡るよりも西へ線路を延ばすことをまず優先したからだそう。今でもオマハにはユニオン・パシフィックの総合運転指令室が置かれています。 
 
時間が少しあったので、絵でも見に行きましょうと思って歩いていると、それらしき建物発見。しかし、これCentral High Schoolでした。すごい!