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2016年5月12〜19日
プラハ・クラクフ・グダニスク
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5月12、13日、カレル大学(チェコ・プラハ)のカレル4世生誕700春年記念式典に学長代理で出席しました。その後、ポーランドへ移動し、17日にヤゲヴォ大学で神戸大学クラクフ・オフィス設置記念式のシンポで報告、そしてポーランドを南から北へ縦断し、ゾヤトキェヴィチ先生と協力関係の話をするため、グダニスク大学経済学部を訪問しました。
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5月12日、カレル大学のGreat Hall of Carolinumで開かれたカレル4世生誕700周年記念式典に生まれて初めてアカデミックガウンを着て出席です。ジーマ学長のメッセージは当然として、ソボトカ首相の挨拶(移民の話から始まりました)などもありました。式典の最後にアカデミック賛歌(おそらくラテン語)を歌ったのですが、参加の学長先生方は皆さん一応歌えるみたいでした。ヨーロッパの大学の底の深さを感じました。ホールにパイプオルガンまでありました。すごいです。 |
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5月13日は朝からジーマ学長主催の会議に出席しました。学問の自由や技術革新に大学がどのように対応するのかなどについての学長シンポです。日本の(国立)大学の現状を考え直すのに良いシンポでした。
そして、午後8時からは、スメタナ・ホールで、プラハの春のオープニングコンサート(2日目)で「我が祖国」を聴きました。指揮は、パーヴォ・ヤルヴィでした。彼は、昨年、NHKの主席指揮者になったので、日本でもよく知られるようになりました。いや〜、。とても素晴らしいコンサートでした。 |
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少しだけ街の写真。バーツラフ広場です。観光客にはセグウェイが大流行のようです。そして、プラハのビヤホールというとウ・フレクー。観光客だらけですが(笑)。 |
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プラハ空港です。もちろん、写っているのはシュコダ。プラハの後は、ウィーンで1泊して、クラクフへ移動したのですが、プラハ=ウィーン、ウィーン=クラクフともオーストリア航空の同じ機材(Oeberoestreich)でした。 |
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週が明けて、16日はヤゲヴォ大学で講義。17日はヤゲヴォ大学のCollegium Novumホールで、神戸大学クラクフ・オフィス設置記念シンポで報告しました。こちらも、カレル大学に負けず劣らず、伝統ある建物です。 |
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クラクフの後はグダニスクへポーランドを南から北へ縦断。グダニスク大学経済学部のゾヤトキェヴィチ先生とエラスムスプラスによる学生・教員交流の話をしに行きました(と言っても、経済学部はグダニスクのすぐ隣のソポトにあるのですが)。
18日グダニスクに着いた後、グダニスク市内を先生が案内してくれました。けっして、遊びに行ったわけではないのですが、仕事の時の写真は撮らなかったので、以下、グダニスクの観光写真です。グダニスクは、バルト海の港湾都市として古くから栄えて来ました。15世紀に建てられたクレーンなど色々な施設が残っています。 |
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左は琥珀通り。琥珀屋さんが多いです。右はビール通り。飲み屋さんが多いからでしょうか。 |
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聖母マリア教会は必見です。見えにくいですが、てっぺんは平らな塔です。中のものは、戦争中はワルシャワ歴史博物館に運ばれていたそうですが、戦後、戻ってきました。祭壇も立派でしたが、ガラスで囲まれているので見えにくいですが、聖母像やプラハの市庁舎のような時計など、興味深い宝物がたくさんです。 |
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市庁舎が見えます。この通りには(オランダの)金持ちが建てた建物が異彩を放っています。ネプチューンの噴水とアルトゥスの館。 |
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私にとっては、グダニスクは連帯とレーニン造船所の町です。左が連帯の本部。右が造船所。ただし、レーニン造船所は、EU加盟に伴って補助金の廃止と民営化が決定され、今はいくつかの小さな造船所に分割されています。
ゾヤトキェヴィチ先生には、ソポト、グディニャの案内もしてもらいました。感謝。 |

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