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6月16日(月)の朝に関空に着かれた後、疲れを見せずにその日の午後と翌17日(火)午後にEUIJセミナーでレクチャーされました。16日は"Post-communist
Transition in a Comparative Perspective"という題で、ポーランドに限らず、中東欧・旧ソ連諸国の市場経済移行を政治経済学を含めて幅広い視点からお話いただきました。17日は"EU
and its Economic Growth: its Effect on the Japanese Economy"という題で、何がEU経済の発展をもたらしたのか、どのような問題点があるのか、そして日本経済への教訓は何かを主として比較経済制度の立場からお話いただきました。
二日間ともレクチャーにとどまらず、一つ一つの質問に真摯に回答される姿が印象的でした。 |
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17日の朝は人と防災未来センター、酒蔵を見学していただきました。 |
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18日は名古屋で、朝一番に本当に駆け足で名古屋城を見学しました。 |
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名古屋ではFEC(民間外交推進協会)の講演の他、リンナイ(写真)、トヨタを訪問されました。 |
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18日は東京。午前中は議員会館で日本・ポーランド友好議員連盟とのミーティングがありました。会期終了を控えて議員の皆様お忙しく、多くの方にお会いいただけなかったのが残念です。また、東京でもFECの講演会がありました。 |
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午後は経済産業研究所の鶴光太郎上級研究員に日本経済の特にバブル期の問題、それ以後の日本的経済システムの変化について熱心に質問をされていました。 |
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そして福井俊彦前日本銀行総裁との面談で旧交を温めながらも、熱心に日本経済の問題点などを質問されました。 |
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次の凸版印刷の訪問まで時間が空いたので、三越本店をご覧になりました。丁度私たちが店内に入った時、パイプオルガンが鳴り始めて、びっくりされていましたが、もっとびっくりされていたのは服の高さ。10万円を超える麻のジャケットを目にして、自分のスーツの値段をおっしゃる茶目っ気のある先生でした。 |
そして、19日(金)の朝、ポーランドへ戻られました。
僅か4日間の滞在でしたが、どこへ行かれてもエネルギッシュで、すべてを吸収しようという姿勢に感服しました。また、たいへん偉い先生なのに、関空で気がついたら私たちの荷物を持って降りておられたり、他人への気配りにも優れた先生でした。私には本当に学ぶべき所の多い4日間でした。また、一介の大学教員では経験できないことも結構経験させていただきました。ありがとうございました。 |

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