研究紹介(修士1回生): 張 蕊

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プロフィール
張 蕊(チョウ ズイ)
1995年生まれ
2018年 云南中医
大学(中国) リハビリテーション学卒業
2025年 神戸大学大学院保健学研究科リハビリテーション科学領域博士課程前期課程入学



研究テーマ:

関節リウマチ患者の心理療法に関する研究
関節リウマチ(rheumatoid arthritis: RA)の発病率は約0.4〜0.7%であり、中国では約500万人、日本では約80万人が罹患しているとされている。関節痛や運動機能の低下がRAの主な症状として知られているが、それに伴う心理的負担も無視できない問題である。慢性的な痛みや身体的制限は、RA患者の不安や抑うつを引き起こし、生活の質に大きな影響を及ぼす。
今日、薬物療法の進歩により、多くのRA患者は寛解状態に達することができるようになったが、心理的苦痛に対する治療やケアの研究はまだ十分ではない。そこで、本研究では、RA患者の心理的負担と生活の質の関連性を明らかにし、適切な心理療法の介入方法を検討することで、患者の精神的健康を支援し、生活の質の向上に貢献することを目指す。




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