主な研究設備

磁気センサによるモーションキャプチャー (Motion capture by magnetic sensors FASTRAK)

Fastrak

センサを関節に貼り、各6自由度(x,y,zとオイラー角)のデータを制御ソフトに取り込んで動作の解析をする。また手などの動きを低価格CGソフトに取り込んで、キャラクターに同じ動きをさせることも。(Thomの例はこちら)

 
3次元動作解析装置QuickMag (3D motion analysis system)

スタジオ風実験室にて

2台のカメラ、モニタTV、計測装置本体、PCから 構成される運動の3D解析システム。カラーマーカー(8点まで)を追跡する光学式の計測。 その8点の動きは、スティックピクチャー、加速度や角度のグラフで表示される。

足底の圧力分布測定装置(Pressure distribution of foot)
直立時における足の裏にかかる圧力分布を測定することによって荷重、重心の位置、足の接触面積が求められる。床反力計(3分力)とは異なり、この装置では荷重の垂直方向成分のみを抽出し、動作の分析に利用する。(指先の接触などの弱い力も、ゴムを踏むことで検出)

(重心動揺:仮想現実の現実性評価、足圧中心の動揺:立位姿勢保持に及ぼす影響)

前腕の固有振動数を計測する装置(Natural frequency of human bone)
野球バットやテニスラケットのように人間の骨にも固有振動数があります。前腕部の骨を加振し加速度センサでの信号をFFT処理すると固有振動数が計測でき、骨の強さの評価に利用します。(原理は下の写真と同じ)

振動モード解析システム(Natural frequencies and vibration modes)

テニスラケットなどの固有振動数と振動モード、減衰の大きさの動特性を知っておくことは、選手のプレイスタイルに合ったスポーツ用具の開発や機械要素の設計に用いられています。インパクトハンマで加振して、FFTアナライザ+Star Modalソフト(PC)で処理。


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