様々な生物のゲノム情報や生命現象の仕組みが次々と解明されつつありますが、それでも私達が理解していることはまだわずかです。生物化学は分子レベルで生命現象を理解しようとする学問です。本教育研究分野は、ポストゲノム時代の新しいライフサイエンス研究を目指して、遺伝子発現調節とそれをコントロールしている細胞内シグナル伝達の分子機構、葉緑体機能の発達と調節機構、動物細胞のメチル化DNA結合タンパク質の機能などについてホットな基礎研究を進めており、さらに成果をバイオテクノロジーに応用する道も探っています。