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 民族音楽学は、音楽それ自体だけではなく「音楽をする人間」を考える営みです。例えば私はイラン音楽の即興演奏を対象としながら、演奏家コミュニティという集団が持つ多層的秩序の中で、一個人がどのように他者との相互行為によって、即興というコミュニケーション形態を成立させているのかを考えています。そこには「音楽を耳で聴くのか目で見るのか(楽譜の存在)」「身体の使い方によって音楽認識が異なる」など、興味深い観点が様々にあります。
 また私自身がサントゥールという楽器の演奏をも行っている関係で、演奏に伴う身体の故障・痛みやあがりの問題など、音楽に伴う心身の不調についても考えていますが、それらも「音楽する」という概念のより広い問い直し、人と音楽とのかかわり方の多様性の探求へと繋がっていくのです。

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プロフィール:サントゥール奏者として

大阪音楽大学在学中にイランのサントゥールと出会い、学部在籍中に半年以上に亘りイランに滞在し、サイード・サーベット師にサントゥールを師事。卒業後、95~98年に亘りイラン国立芸術大学などに留学し、ファラーマルズ・パーイヴァル師にサントゥールを師事。1998年第1回イラン学生音楽コンクールサントゥール独奏部門奨励賞受賞 Learn more...

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プロフィール:研究者として

大阪音楽大学およびイラン国立芸術大学(サントゥール)卒業。京都市立芸術大学大学院修士課程及び大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了(音楽学)。現在、神戸大学大学院人間発達環境学研究科人間発達専攻表現系講座 准教授として Learn more...

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谷正人ゼミについて

求めているゼミ生、最近の研究テーマなど Learn more...

最近の演奏および研究活動

  • 「イラン音楽の楽しみ-伝統打弦楽器サントゥールを例に」国立民族学博物館 第5セミナー室2019/4
  • 「中東と日本をつなぐ音の道(サウンドロード)―音楽から地球社会の共生を考える」東大寺金鐘ホール2019/3
  • 在イラン日本大使館主催「谷正人神戸大学准教授サントゥール演奏・講演会」2018/9
  • 「イラン文化との交流の歩みーイラン・イスラーム革命40周年記念シンポジウム」龍谷大学深草キャンパス 顕真館 2018/6 
  • 民音音楽博物館文化講演会「小泉文夫とペルシア音楽」関西国際センター6Fコスモホール2018/3
  • 「シルクロードの文化と建築」日本工業倶楽部会2017/10
  • 「中東の詩と音楽の夕べ-クルドの詩人をお迎えして-」聖心女子大学4号館2017/09
  • 「ペルシアの千一夜音語Vol.4」代々木上原ハコギャラリー2017/02  など。

  • 「打弦楽器をめぐる試行錯誤――インド・イランのサントゥール」『季刊 民族学』 , 116号 , 43-50, 2018/10
  • 「伝統文化における学びのプロセス:イランを事例に」『神戸大学大学院人間発達環境学研究科紀要』 11 , 2 , 75-79, 2018/03
  • 「指で感じ理解すること ―楽器間で異なる身体感覚の研究にむけて―」『イラン研究』 , 13 , 136-149, 2017/03
  • 「サントゥール演奏の新しい身体性――「楽器盤面の地政学」へ向けて」西尾哲夫/水野信男編『中東世界の音楽文化 うまれかわる伝統』, 98-115, 2016/09
  • 「音組織(音階)」「聴こえるものと見えるもの」徳丸吉彦 監修/増野亜子 編『民族音楽学12の視点』 , 36-49, 2016/03   など。

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神戸大学大学院人間発達環境学研究科 人間発達専攻 表現系講座
〒657-8501 兵庫県神戸市灘区鶴甲3-11  
電話&Fax:078-803-7794(研究室)

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tanimasato@people.kobe-u.ac.jp