10月15日


財政学序章

資本主義経済では,家計→効用最大化,企業→利潤最大化
政府の活動目的は?→よく分からない。分からないが,税を国民から取らないと活動できない。

国民:財産権を保有
国家:財政権課税権を保有

資本主義社会←私有財産権が限りなく尊重される社会

租税:民間部門から徴収する一方的貨幣強制移転→私有財産権の否定

問題
1.国家をどのようなものと考え、国家がもつ財政権と国民が持つ財産権の関係はどう考えるか?
2.何が故に国民は租税を支払わないといけないか?→租税(負担)の根拠論

■租税根拠論

□「有機主義国家=義務説」
国家:社会的利益を追求する家父長的保護機関←国民は国家の存立と維持に必要な限り租税,財産その他の経済手段を提供しなければならない。
租税義務説(Pflicht-theorie):租税負担の根拠は,共同体に対する国民の倫理的義務

□「社会契約国家=利益説」
国家:財産権と財政権の調和が,政府と市民の間の契約によって図られる。
→租税は国家が市民に与える給付の便益を根拠として,それの対価として支払うという租税利益説(benefit theory)が成り立つ

      メ

      メ

      メ

財政民主主義の確立マママ「同意なければ課税なし」

納税者」と「tax payer」の違い