オサムシ自然史研究会 2014: 9/20-21 今年は夏が短く,秋は早く進んでいるようです. 八ケ岳の夜はすでに暖房が必要でした. 今回の研究会は,若手の参加が増えて盛況でした. <参加者> 石川良輔(東京都立大学名誉教授) 曽田貞滋(京都大学大学院理学研究科) 久保田耕平(東京大学大学院農学生命科学研究科) 氏家昌行(千葉県柏市) 江良弘光(流域自然研究会) 長太伸章(東北大学大学院生命科学研究科) 池田紘士(弘前大学農学生命科学部) 奥崎穰(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター) 菅原悠(京都大学大学院理学研究科) 粟野雄大(東京大学大学院農学生命科学研究科) 佐藤優(東京大学大学院農学生命科学研究科) 篠原忠(神戸大学大学院人間発達環境学研究科) 朴容煥(神戸大学大学院人間発達環境学研究科) 煖エ颯吾(神戸大学大学院人間発達環境学研究科) 高見泰興(神戸大学大学院人間発達環境学研究科) <話題提供> 曽田貞滋: RADシーケンスを用いたオオオサムシ亜属の系統解析 氏家昌行: マイマイカブリの越冬生態,アオオサムシとシズオカオサムシの分布調査 クロオサムシの最終氷期の分布予測 江良弘光: 小網代干潟における希少種の報告 粟野雄大: 房総半島に孤立分布するオサムシ類2種の形態的・遺伝的特性 佐藤優: 津市海岸のミカワオサムシ個体群の形態解析,遺伝子解析にもとづく由来の推定 煖エ颯吾: オオオサムシ亜属における交尾器形態多様化メカニズムの解明 篠原忠: カメノコハムシ亜科成虫の外部形態の適応的意義 朴容煥: Community structure and distribution of ground beetles (Coleoptera: Carabidae) on Mt. Odae in Korea 菅原悠: オサムシの環境ストレス耐性 奥崎穰: オサムシの色彩と活動時刻と捕食者 池田紘士: アジアからアメリカに侵入したハタケミミズ(Amynthas agrestis)の生態 長太伸章: マイクロサテライトマーカーを使った近畿-中部のアオオサ種群の遺伝的構造解析 高見泰興: チョウセンカマキリの性的共食いと精子競争 久保田耕平: 形態解析と遺伝子解析にもとづくトウカイコルリクワガタとユキグニコルリクワガタの種間関係 ふむふむ,なるほど. 早朝の諏訪盆地に雲海が現れました. |