オサムシ自然史研究会



2011: 9/19-20

当研究会は,いつも八ケ岳にある宿を会場に行われています.今年の開催日だった9/19は,この夏に逝去された宿のご主人の誕生日でした.思い返せば長いもので,本研究会の会場として20年近くお世話になってきました.本研究会が続く限り,これからも末長くお付き合いいただければと思います.
今年は台風が近づく中での研究会でした.松本で開催された昆虫学会大会から流れて来た方も多かったようです.
関西方面に帰った人たちは,高速が通行止めになって散々な目に遭いました.

<参加者>

石川良輔(東京都立大学名誉教授)
曽田貞滋(京都大学大学院理学研究科)
久保田耕平(東京大学大学院農学生命科学研究科)
氏家昌行(千葉県柏市)
森弦一(Woods)
江良弘光(流域自然研究会)
笹川幸治(東京大学大学院総合文化研究科)
奥崎穰(京都大学大学院理学研究科)
高見泰興(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)





<話題提供>

江良弘光: トゲゾウ日記

曽田貞滋: アメリカ&中国採集記,マイマイカブリのQTL解析

久保田耕平: ルリクワガタの個体群分化と後氷期の北進

氏家昌行: シズオカオサムシの遺伝的分化:mtDNAによる解析

奥崎穰: ヒメオサムシの体サイズ変異:形質開放と餌サイズの影響

笹川幸治: DNAバーコーディングとサイズ変異を利用したゴミムシの幼虫令期同定法

高見泰興: イワワキオサーマヤサンオサ交雑帯における遺伝子浸透から見た生殖隔離

森弦一: 植物の分類体系の変遷:分子系統樹の比較から