直線上に配置
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キュウリ

(学名:Cucumis sativus 英名:cucumber ウリ科)

(畑の準備)畑は日当たりが良く風通しが良い場所を選びます。植え付け14日〜20日前に1uあたり堆肥kg、石灰質肥料150g,緩効性肥料200gを全面に施し、土と混ぜておきます。畝幅は1.2mで1条植えとします。植え付けまでに乾燥状態が続くようであれば軽く水をやって、肥料をなじませておきます。

(植え付け・支柱立て)植え付け適期は本葉が3枚程度になった頃で、株間60cmで植え付けます。植え付け後の水やりはたっぷりと施します。本葉が5〜6枚になったら2mくらいの支柱を立て、キュウリネットを張っておきます。

(整枝)原則として主枝(親づる)1本仕立てとする。親づるは支柱の高さいっぱいに伸ばして摘芯し、子づるは株元の3本を早めに摘み取ります。その上から発生する子づるは1節目に雌花がつくので、葉を2枚残して摘芯します。子づるから出る孫づるも同様に処理します。

(灌水・追肥・収穫)梅雨明け後乾燥し始めたら、2〜3日に1回は灌水します。追肥は10日おきに3回施します。灌水が少なかったり、肥料が切れてくると果実が曲がったり、尻太りになったりするので収穫時期は特に草勢維持に努めましょう。

(病害虫防除)代表的な病気は‘べと病’で、葉脈に区切られた多角形の黄褐色病斑が下葉より発生します。通風と排水を良くして、肥切れさせないようにします。‘うどんこ病’は葉の表面に白いカビが発生します。発生したら早急に薬剤散布します。また、株全体を萎れさせてしまうのは‘つる割れ病’です。この病気が発生した場合、翌年は同じ場所での作付けを見合わせます。排水を良くしたり、株元への灌水を控えたりすることで発生を最小限に抑えることができます。害虫ではアブラムシやウリハムシの幼虫が発生します。発見次第殺虫剤を散布します。

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