特定の関数の最適化を有効または無効にします。
#pragma optimize("", on|off)
コンパイラーは、最初の引数の値を無視します。optimize の有効な 2 番目の引数は次のとおりです。
引数 |
説明 |
---|---|
off |
最適化を無効にします。 |
on |
最適化を有効にします。 |
特定の関数の最適化を有効または無効にするには、optimize プラグマを使用します。#pragma optimize("", off) を指定すると、一致する #pragma optimize("", on) 文まで、または変換単位の最後に到達するまで最適化が無効になります。
次の例では、alpha() 関数の最適化は無効になりますが、omega() 関数の最適化は無効になりません。
例 1: 1 つの関数の最適化を無効にする |
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#pragma optimize("", off) alpha() { ... } #pragma optimize("", on) omega() { ... } |
次の例では、alpha() 関数と omega() 関数の両方の最適化が無効になります。
例 2: すべての関数の最適化を無効にする |
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#pragma optimize("", off) alpha() { ... } omega() { ... } |