実験の際容易に製造・改良が可能だから、という理由もありますが、最大の理由はやはり強度と軽さです。それほど重量もなく、金属のように曲がったりしないため、足は木材が最も適しているといえます。今までの実験で足が割れてしまったケースは一度もありません。
エンジンは確かに重量当たりの出力が大きいのですが、逆回転、停止といった制御が難しく、どうしてもある程度大型となってしまうため、小型というコンセプトに反してしまいます。よって搭載予定はありません。
得られる電力がそれほど大きくなく、また長時間にわたって滞在するような使用方法は現在は考えていないため、あまり向かないというのが現状です。
こんな感じです。2012年11月現在、左の写真(160*120)が4秒に1枚、右の写真(640*480)が1分に1枚撮影可能です。
一切してありません。溶岩流や火砕流、噴気などの中に入ってしまった場合は潔くあきらめる、という設計思想のためです。活動時であっても、よほどの場所でない限りそれほど高温にならないので、運用上はそれでも問題ありません。
そもそも回路の電子部品が熱に弱いため、この大きさの機体では耐熱は難しいと思います。
雨については、防水テープを隙間に巻くことで対応しています。この状態で丸一日運用しても問題ないため、ほぼ問題ないといえます。
ただ、池に落ちた場合などはおそらく浸水して内部でショートするかと思います。火口内の湖に落ちる危険性も十分あり、できれば対応したい課題ではありますが、モーターからの浸水はどうにもならないため、あきらめるしかない状態です。
していません。アルミは確かに腐食しやすいのですが、それほど長時間にわたって滞在するような使用方法は現在は考えていません。
将来的に、「普段は定期的に観測するだけで、何か起こったら動く」といった使い方を検討するなら、何らかの対策が必要かと思います。