LinuxでSCSI ZIPドライブやjazドライブを使うには linux-Alphaの場合 scsi HDDがsda6なのでzipやjazはsda4でなくsdb4になる。 dmesgで起動時のメッセージを見ればわかるよ。 ちなみにAlphaマシンのSCSI CD-ROMドライブは/dev/scd0だ。もっともこれには /dev/cdromというシンボリックリンクが張ってあるけど。  DELLはIDE HDDなのでhda*がHDDのパーティションのデバイスファイルになっている。  参考文献はLinux-users-ML過去ログ(後ろに添付)。DELL DIMENSION XPS D300に 「Linux Japan vol.6」や「RedHat Linux入門キット」付属のCD-ROMからRedHat4.2をイン ストールした段階では実はIDE ZIPドライブ(デバイスファイルは/dev/hdd)はIDEのCDー ROMドライブとして認識されている。これはブート時のメッセージや,mountしようとする と「このデバイスはread-onlyだ」と文句言われたりすることから分かる。  で,IDE ZIPドライブを使うにはカーネルの再構築を行わないといけない(新たなデバ イスを使う時はみんなそう)。ところが,「Linux Japan vol.6」や「RedHat Linux入門 キット」付属のCD-ROMのカーネルはバージョン2.0.30だが,これではIDE ZIPドライブは サポートされていないのであった。そこでまずカーネルを2.0.31以降にバージョンアップ する必要がある。バージョンアップの方法は別項「Linuxのカーネルのバージョンアップ の方法」を参照すべし。  カーネルのバージョンアップのあとにどうせカーネルの再構築を行わないといけないの で,その時にIDE ZIPドライブを使えるようにオプションを選択する。カーネルの再構築 については別項「カーネルの再構築の方法」を参照するとして,make xconfigのメニュ ーの中の 「Floppy, IDE, and other block devices」 という項目の中で 「Enhanced IDE/MFM/RLL disk/cdrom/tape/floppy support」 を「y」にすると 「Include IDE/ATAPI FLOPPY support (new)」 というオプションが浮上してくるので,これを「y」に(して再構築後のもろもろの作業 をして再起動)することでIDE ZIPドライブが使えるようになる。  ちなみにデバイス名はDELL DIMENSION XPS D300では(/dev/hddではなく)/dev/hdd4に なる。従って,例えばWindows95で使っているzipをmountする時は(mount pointとして例 えば/mnt/zipというディレクトリを作っておくことは当り前として)   # mount -t vfat /dev/hdd4 /mnt/zip などと打ち込むことになる。この辺りもLinux-users-MLの過去ログが大いに役に立った。 感謝。なお,   /dev/hda1,/dev/hda2,・・・・がIDE HDD   /dev/hdcがIDE CD-ROM DRIVE に対応している。こういうのはブート時のメッセージを見ていれば分かる (shift+Pageupで上にスクロールできるよ)し,   % dmesg とやってやれば(一般ユーザーでよい)マシンの情報が出力される。せっかくdmesgを実 行するんなら   % dmesg > dmesg.log1 とかやっといて標準出力をファイルに書き込ませるようにしといた方がええと思うけど。 結構な行数やし。