Linux と True64 UNIX での時刻の違い 01/09/15  もともと True64 UNIX がインストールされていた、VT-Alpha 600 にVine Linux 2.1CR をインストールした。インストール後、ファイルのタイムスタンプを見ると、年号がなぜ か2049年になっている。rpmで新たなソフトをインストールする時に、「もっと新しいタ イムスタンプを持ったファイルがある云々」と警告が出て、初めて気がついた。  rootになって # timetool で(&をつけると起動に失敗した...)、システム時刻を2001年に直すと、reboot後も正し い年号・時刻となった。タイムスタンプの年号がこうも違うのはいやなので、Vine Linux 2.1CR は再インストールした。  原因は、前に True64 UNIX が入っていたせいかとまず思ったので、True64 UNIX を起 動してみた(True64 UNIXが入っているHDDはそのままとってあったので、SCSIケーブルを つなぎかえるだけでOKだった)。案の定、True64 UNIX の起動時に「時計がおかしい 云々」というメッセージが出た。True64 UNIX でログインして % date で時刻を見てみると、年号・時刻とも正常である。どうもTrue64 UNIX が起動時に時計を 「直して」しまったらしい。  次に Linux を起動すると、やはり時計が2049年になっている。これで原因がはっきり した。どうも Linux と True64 UNIX で時計(システム時刻)の管理の方法(?)が異 なっていて、49年ずれるらしい。Linux と True64 UNIX の dual boot 環境だと、これは (Linux の側で)気をつけなければならない。まあ、僕はそうでないからいいのだが。そ れに timetool で簡単に直せるし、大きな問題ではないか。インストール時の時計のずれ はちと困りもんやけど。