マントル以浅の速度・密度構造モデルであるIASPEI 91モデルのうち S波速度構造モデルのグラフを描く #! /bin/csh # # This was a little modified by Y. Kakehi to use cm instead of inch. # psxy iasp91.S.txt -: -JX15/-10 -R0/10/0/3000 \ -Ba1f0.5:"Velocity (km/s)":/a500f100:"Depth (km)"::."IASP91":neWS \ -X4.0 -Y10.0 -P >! ex1.1.ps 注:長さの単位はcmを使うと.gmtdefaultsの中で設定してあるとします。 psxyはxy(2次元)グラフを描くコマンド。 ★iasp91.S.txt   入力データファイル名。1行目に深さ(km),2行目にS波速度が書いてある。 ★-:   最初の数字をX軸でなくY軸に,2番目の数字をY軸でなくX軸に(つまり逆に)すると   いうオプション ★-JX15/-10   X軸の長さを15cm,Y軸の長さを10cmとする。ただしY軸は通常とは逆に上から下に数   字が増えるようにする(ので10にマイナスをつけている)。 ★-R0/10/0/3000   X軸(S波速度)の値の範囲は0 - 10 (km/s)   Y軸(深さ)の値の範囲は0 - 3000 (km) ★-B (bounday(枠)に関するオプション(項目多数))   a1f0.5 → X軸の数字は間隔1で(a1),目盛りは間隔0.5で(f0.5)ふる   :"Velocity (km/s)": → X軸のラベル名   :"Depth (km)": → Y軸のラベル名   a500f100 → Y軸の数字は間隔500で(a500),目盛りは間隔100で(f100)ふる   :."IASP91": → このグラフのタイトル名(.がタイトルの証)   neWS    n → 上(北=N)辺に軸は描くが,小文字なので数字はふらない    e → 右(東=E)辺に軸は描くが,小文字なので数字はふらない    W → 左(西=W)辺に軸を描く    S → 下(南=S)辺に軸を描く ★-X4.0 -Y10.0   グラフの左下隅を紙の左下隅からX方向に4.0cm,Y方向に10.0cmのところにもってい   く ★-P   紙を縦置きにする。このオプションを指定しないと(つまりdefaultは)横置き。 ★>! ex1.1.ps   ex1.1.psというファイルに出力する。これで分かるようにGMTコマンドの出力は標準   出力になっている。 ちなみにGMTの話ではないが,>!の!は既存のファイルには出力リダイレクション>   で上書きできない設定(set noclobber)がしてあっても構わず上書をしてしまえ,   の意。詳しくは「続・たのしいUNIX」p.46,p.54を参照。