------------------------------------------------------------------------------- 気象庁の一元化データの初動発震機構解とCMT解を用いたメカニズムの分布図を作成する "shell scriptを生成する"Perl script ------------------------------------------------------------------------------- (前堤条件) ・このスクリプトはPerl5を想定しています。(Perl4だとたぶん一分修正しないと動きません) ・このスクリプトで生成されるshell スクリプトは、GMT3.4.1動作確認をしています。psmeca を使っているので、psmecaが使えないバージョンのGMTでは動きません。 (使い方) 1)気象庁のftpサイトから初動発震機構解のデータまたはCMT解のデータを入手する。 初動発震機構解の場合は、対象となるデータは,ftpサイトのjma_mechにある月報ファイル (MCH??????という名前)とjma_mech/jma_pre_mechにある速報ファイル(mch??????_[A|B|C] という名前)です。 CMT解の場合は、対象となるデータは,ftpサイトのJMA_CMTにある月報ファイル (cmt_geppo_??????という名前)とJMA_CMT/JMA_PRE_CMTにある速報ファイル(cmt_zantei_?????? という名前)です。 ファイルの内容の詳細については、ftpサイトにある文書をご覧ください。 なお、気象庁のftpサイトからデータの入手方法については、下記宛にお問い合わせください。 気象庁地震火山部管理課地震調査連絡係 中澤 (h-nakazawa@met.kishou.go.jp) (※この情報は平成14年度現在のものです) 2)入手したデータを適当なディレクトリに保存する。 (以下、適当なディレクトリとして /home/hogehoge/dataを仮定して説明) 3)このスクリプト(make_mecmap.pl)でshellを作成する。 make_mecmap.plの使い方は以下の通りで、引数として必要な期間、範囲等 をあたえる。 make_mecmap.pl -start:YYYYMMDDHHMM -end:YYYYMMDDHHMM -n:??? -s:??? -w:??? -e:??? -m:??? -M:??? -d:?? ? -D:??? -path:??? -o:OUTFILE [-x] [-L:dep0/dep1/dep2/dep3/dep4/dep5] [-cmt] 引数 -start:YYYYMMDDHHMM 期間の始めの年月日時分 -end:YYYYMMDDHHMM 期間の終りの年月日時分 -n:??? 地図の範囲の北の端の緯度 -s:??? 地図の範囲の南の端の緯度 -e:??? 地図の範囲の東の端の経度 -w:??? 地図の範囲の西の端の経度 -d:??? 深さの最小値 -D:??? 深さの最大値 -m:?? マグニチュードの最小値 -M:?? マグニチュードの最大値 -path:??? 一元化メカニズムのファイルのあるパス名 -o:??? 最終的に作成するpsファイルの名前 -x 震源球に軸の場所を示す時に指定 -L:dep0/dep1/dep2/dep3/dep4/dep5 深さの範囲の区切りを指定する.(-d -Dより優先) -cmt CMT解を使用する場合に指定する 例えば,北緯42.1度〜44.2度、東経142.5度〜145.5度の範囲で、期間2001年1月1日0時0分〜 2001年12月31日23時59分,深さの範囲0〜100km,Mの範囲3.0〜8.0の地震のメカニズムの分布図 をmec.psというファイル名で作成する場合は、次のようにまずmake_mecmap.plを実行して その出力をtmp.shというファイルに保存。 > make_mecmap.pl -start:200101010000 -end:200112312359 -s:42.1 -n:44.2 -w:142.5 -e:145.5 -d:0 -D:100 -m:3.0 -M:8.0 -o:mec.ps -path:/home/hogehoge/data > tmp.sh 次に、tmp.shを実行。 > sh tmp.sh そうすると、mec.psというファイルができます。 (その他) このスクリプトの元になったスクリプトで、現在、気象庁のホームページの発震機構解のページ を作成しております。 http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/mech/outer/ini/index.html このスクリプトの使用上、気の付かれたこと、御意見等ありましたら、下記まで御連絡ください。 気象庁地震火山部地震予知情報課発震機構係 中村 浩二(knakamur@met.kishou.go.jp) (※この情報は平成14年度現在のものです)