Knowledge Forumプロジェクト@神戸

代表

稲垣成哲(神戸大学・発達科学部)

主要メンバー

大島純,村山功(静岡大学),大島律子(中京大学),中山迅,山口悦司(宮崎大学),加藤浩(NIME),蛯名邦禎,稲垣成哲(神戸大学),竹中真希子,山本智一(神戸大大学院),藤本雅司,竹下裕子(附属住吉小学校)

プロジェクト名

CSCLシステムを活用した知識創出型科学教育カリキュラムのデザイン/新世紀に求められるITを活用した知識創出型科学教育カリキュラムの開発/CSCLシステムを活用した科学教育カリキュラムの日本型モデル

期間

平成14年(2002)/平成14〜16年(2002〜2004)/平成15〜16年(2003〜2004)

資金

科学研究費補助金・特定領域研究(1)/科学研究費補助金・基盤研究(B)(1)

概要

本研究の目的は,新世紀の高度科学技術社会に求められるITを活用した知識創出型の科学教育カリキュラムの構築を目指すものである。
具体的には,次の3点を目的とする。
1 コンピュータ・ネットワーク上に協調的な学習環境を実現するCSCLシステムを構築する。
2 科学技術の最先端の内容を盛り込んだ資料をデジタル化し,Webベースの学習用コンテンツとして開発する。
3 上記1及び2において構築・開発したシステムと学習用コンテンツに基づいたカリキュラムを開発する。

なお,本プロジェクトは,神戸サイトとしては代表・稲垣の2つの科研から支援を受けているが,静岡サイトの代表・大島純,基盤研究(A)(1)と緊密に連携している。

研究活動

平成14年度は,デザイン実験については,春と秋・冬に計2回を予定している。春については,山本が「遺伝子組み換え食品」に関する実験授業を実施している。この授業では,遺伝子工学の専門家として,近江戸先生(神戸大学発達科学部)のご協力をいただき,学習用のコンテンツの作成も行っている。システムとしては,初めてサーバ=クライアント版を使用。
また,14年5月23日(木)15:30〜17:00には,Prof. Marlene Scardamalia,Prof. Carl Bereiter,Dr. Mary Lamon(いずれも,Institute for Knowledge Innovation and Technology, University of Toronto)を神戸大発達科学部に招聘し,Scardamalia教授にHuman Development and Learning in Knowledge Creating Societyと題した講演をいただいた。なお,本招聘は,全面的に大島純氏(静岡大学)の科研の援助を受けている。
研究発表としては,神戸サイトでは,日本理科教育学会(8月:横浜国立大学)と日本科学教育学会(9月:島根大学),日本教育工学会(11月:長岡技術科学大学)その他を予定している。8月のトロント大で開催されるセミナーにも,主に小学校の先生に参加してもらう予定。
平成15年度は,日本科学教育学会第27回年会(金沢工業大学)で課題研究及び一般発表を計画している。また日本理科教育学会第53回大会(北海道教育大学・札幌)での一般発表を予定している。

関連した業績

準備中

 

 

 

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