燃料電池社会での実用化を目指す石油の水蒸気改質反応での水素製造応

燃料電池の燃料となる水素は現在メタンの水蒸気改質反応により製造されているが、製造された水素を運搬・貯蔵するのは危険性が高い。そこで、水素を供給するステーションのようなところで、ダイレクトに水蒸気改質反応を行い水素を供給するという方法が思考されている。その水素発生原料として、メタノールやジメチルエーテル、天然ガスが候補として考えられているが、インフラの整備が不要という面からガソリンの水蒸気改質による水素製造が最も期待されている。本研究では液状炭化水素の水蒸気改質触媒の開発を行い、石油の水蒸気改質触媒の開発を目指している。(2007/1/23の日刊工業新聞の記事に当研究室が関係する研究が採択されたとの記事が掲載されました


Back